六本木ヒルズライブラリー
東北地方太平洋沖地震のもと、ライブラリーとしてできること
更新日 : 2011年03月23日
(水)
被災地の凄絶な姿には言葉を失います。
ただただ、未曽有の天変地異に、人間のはかなさ、自分のいたらなさを思うばかりです。
首都圏でも余震や多くの障害の続く中、六本木/平河町ライブラリーは、
節電等に配慮しつつも、できるだけ平常の開館を続けたいと思っています。
それは、私たちにはここに通う3,300人のメンバーがいらっしゃるからです。
2003年4月25日に六本木ライブラリーが開館した時には、
おひとりのメンバーもいらっしゃいませんでした。
それがどうしてゼロから3,300人にまでなったのでしょう?
メンバーの方にとって、ライブラリーが必要なものだからです。
日本の多くの人は会社員であったり、学生であるために、
毎日通うことのできる場があります。
あるいは、しっかりしたコミュニティに属しているために、
このような状況の際にも、人に自分の経験を話したり、他の人から情報を得たりすることができます。同じ経験を共有できたり、非常時用の連絡網があったりする企業さえもあるでしょう。
しかし「組織を離れた個人」にはそのような場は全くありません。
あるいは、組織に属していても、それとは別の個人としてのアイデンティティを保ちたい人もいます。
六本木/平河町ライブラリーは、そのような志向の方が「いつでも来ることのできる場」として開館しました。
だからできるだけ、いつも開館していたいと思っています。
ただただ、未曽有の天変地異に、人間のはかなさ、自分のいたらなさを思うばかりです。
首都圏でも余震や多くの障害の続く中、六本木/平河町ライブラリーは、
節電等に配慮しつつも、できるだけ平常の開館を続けたいと思っています。
それは、私たちにはここに通う3,300人のメンバーがいらっしゃるからです。
2003年4月25日に六本木ライブラリーが開館した時には、
おひとりのメンバーもいらっしゃいませんでした。
それがどうしてゼロから3,300人にまでなったのでしょう?
メンバーの方にとって、ライブラリーが必要なものだからです。
日本の多くの人は会社員であったり、学生であるために、
毎日通うことのできる場があります。
あるいは、しっかりしたコミュニティに属しているために、
このような状況の際にも、人に自分の経験を話したり、他の人から情報を得たりすることができます。同じ経験を共有できたり、非常時用の連絡網があったりする企業さえもあるでしょう。
しかし「組織を離れた個人」にはそのような場は全くありません。
あるいは、組織に属していても、それとは別の個人としてのアイデンティティを保ちたい人もいます。
六本木/平河町ライブラリーは、そのような志向の方が「いつでも来ることのできる場」として開館しました。
だからできるだけ、いつも開館していたいと思っています。
(ライブラリーアドバイザー:小林 麻実)
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