六本木ヒルズライブラリー
学習のエキスパートが伝授!「2013年 目標達成のための学習法」
Roppongi Learning Community 2013年1月の定例会
メンバーズ・コミュニティ
更新日 : 2013年02月21日
(木)
開催日 2013年1月27日(日)13:00~15:00
ゲストスピーカーに小熊弥生さんを迎えて
様々な資格取得や知識の習得に励むメンバーの多いRLC。「目標達成」のための学習計画はメンバー共通の課題でもあります。そこで、英語学習について2冊の著書がある学習のエキスパートである小熊弥生さんをゲストスピーカーに迎えて、セルフコーチング手法を活かした目標達成法についてのknowledge sharingを行いました。
TOEIC のスコアを半年で280点から805点まで上げた経験をもつ小熊さんですが、全ては「意思」(効果的な目標設定)と「方法」(効果的な努力)にあると繰り返しお話になっていたのが非常に印象的でした。また、メンバー間のインタラクティブな対話とシナジーを活かしてメンバーそれぞれが自身の目的にあった目標設定を行った結果、新しいSpin-Off Study Group(RLC内の小規模勉強会)が立ち上がった事もRLCらしいknowledge sharingの場となりました。
今回のknowledge sharingに参加した48名のメンバーの1人が、本定例会のエッセンスをまとめてくれましたので、下記に掲載します。
TOEIC のスコアを半年で280点から805点まで上げた経験をもつ小熊さんですが、全ては「意思」(効果的な目標設定)と「方法」(効果的な努力)にあると繰り返しお話になっていたのが非常に印象的でした。また、メンバー間のインタラクティブな対話とシナジーを活かしてメンバーそれぞれが自身の目的にあった目標設定を行った結果、新しいSpin-Off Study Group(RLC内の小規模勉強会)が立ち上がった事もRLCらしいknowledge sharingの場となりました。
今回のknowledge sharingに参加した48名のメンバーの1人が、本定例会のエッセンスをまとめてくれましたので、下記に掲載します。
効果的な学習姿勢&目標設定
・知っている事を十分に応用することを考える。
・明確な目標をたて、具体的なメリットは何なのかまで落としこむ。
・one of them (沢山の人の一人)とone of them から抜きに出ている人とは2mmの差しかない。その2mmとは何かという事を理解して努力を重ねる。
・目標には 2種類ある。いかに自分にスイッチが入るような目標を立てるかが鍵。「incompetent goal(無能な目標:自分にスイッチがはいらない)」から「※compelling(自分が自然に動いてしまうような、自分へスイッチが“つい入ってしまう”目標)」に変換する。※compelling:プロペラが上昇するという語源をもつ。
・明確な目標をたて、具体的なメリットは何なのかまで落としこむ。
・one of them (沢山の人の一人)とone of them から抜きに出ている人とは2mmの差しかない。その2mmとは何かという事を理解して努力を重ねる。
・目標には 2種類ある。いかに自分にスイッチが入るような目標を立てるかが鍵。「incompetent goal(無能な目標:自分にスイッチがはいらない)」から「※compelling(自分が自然に動いてしまうような、自分へスイッチが“つい入ってしまう”目標)」に変換する。※compelling:プロペラが上昇するという語源をもつ。
達成できるようにするコツ
・目標は詳細で具体的なほど達成しやすい。(どの問題集をいつやるかまで決めましょう)
・段階化&分割(chunk down)する。
・期限を決め、日付を明確に入れる。(週末や来週などの不明確な期限は不可)
・モチベーションを上げるには自分をコンディショニングする。(パブロフの犬のように、自分にスイッチを入れる方法を持つ。ヤル気のでる歌を歌う、動画を見るetc.)
・人間の脳の構造を上手く利用し、 ※2Rosy path(バラの道) と ※2Thorny path(イバラの道)で自分をマネジメントする。
※1 Rosy path(バラの道) :目標を達成し、自分が成功する場面をイメージする。無我夢中になれる目標ほど効果的。
※2 Thorny path(イバラの道):このまま何もせず何年もの月日が経って、何も変わらず状況が悪化する未来を想像してみる。これじゃ嫌!と思えるストーリーを作る。
人はマイナスの状況は言葉にするな、想像するなというが、状況によっては効果を発揮する。人間の脳は、最初に爬虫類の脳で作られ、その後に哺乳類の脳が作り上げられている。そのため、危険から逃げ出す本能を持っている。嫌だ!そうなりたくない!!というイバラの道を想像する事で人はそうならない為に、行動を起こそうとする。
・現状を把握する。(1年後にTOEIC○○点と目標を立てる前に、今の時点で何点なのかをまず知りましょう)
・己を知って敵をしれば百戦錬磨。強み弱みは表裏一体である。飽きっぽい→好奇心が旺盛
・苦楽(楽苦)のサンドイッチ。楽しい事を最初にやって、スイッチを入れてから苦手な事にトライするとモチベーションを維持しながら勉強が続けられる。
・説明力を向上させるには→Twitterを利用するとよい。文字数制限があるため、要約する能力が鍛えられる。日本語・英語でアカウントを持つのも良い。
・段階化&分割(chunk down)する。
・期限を決め、日付を明確に入れる。(週末や来週などの不明確な期限は不可)
・モチベーションを上げるには自分をコンディショニングする。(パブロフの犬のように、自分にスイッチを入れる方法を持つ。ヤル気のでる歌を歌う、動画を見るetc.)
・人間の脳の構造を上手く利用し、 ※2Rosy path(バラの道) と ※2Thorny path(イバラの道)で自分をマネジメントする。
※1 Rosy path(バラの道) :目標を達成し、自分が成功する場面をイメージする。無我夢中になれる目標ほど効果的。
※2 Thorny path(イバラの道):このまま何もせず何年もの月日が経って、何も変わらず状況が悪化する未来を想像してみる。これじゃ嫌!と思えるストーリーを作る。
人はマイナスの状況は言葉にするな、想像するなというが、状況によっては効果を発揮する。人間の脳は、最初に爬虫類の脳で作られ、その後に哺乳類の脳が作り上げられている。そのため、危険から逃げ出す本能を持っている。嫌だ!そうなりたくない!!というイバラの道を想像する事で人はそうならない為に、行動を起こそうとする。
・現状を把握する。(1年後にTOEIC○○点と目標を立てる前に、今の時点で何点なのかをまず知りましょう)
・己を知って敵をしれば百戦錬磨。強み弱みは表裏一体である。飽きっぽい→好奇心が旺盛
・苦楽(楽苦)のサンドイッチ。楽しい事を最初にやって、スイッチを入れてから苦手な事にトライするとモチベーションを維持しながら勉強が続けられる。
・説明力を向上させるには→Twitterを利用するとよい。文字数制限があるため、要約する能力が鍛えられる。日本語・英語でアカウントを持つのも良い。
目標に近づくために
・まずはお手本(ロールモデル)をみつける。ロールモデルは複数でも、部分毎に違うロールモデルがいても良い。
・ロールモデルとなる人にインタビューに行き、効率的な方法を伝授してもらう。(常識的な範囲で。お礼も忘れずに。)
・ロールモデルとなる人にインタビューに行き、効率的な方法を伝授してもらう。(常識的な範囲で。お礼も忘れずに。)
時間効率UP
・ルール化する。
・予定表を活用する。(スケジュール帳に記載)
・ながら時間を活用する。
☆印象深かった言葉
「Nothing is automatic!」・・・意識を向けること、考えること、努力すること。改めて心に刻んだ言葉となりました。
「全ては準備」・・・準備の段階でほぼ全てがきまるので、準備に準備を重ねることが重要である。
・予定表を活用する。(スケジュール帳に記載)
・ながら時間を活用する。
☆印象深かった言葉
「Nothing is automatic!」・・・意識を向けること、考えること、努力すること。改めて心に刻んだ言葉となりました。
「全ては準備」・・・準備の段階でほぼ全てがきまるので、準備に準備を重ねることが重要である。
☆RLCについて
RLCはアカデミーヒルズに集うメンバーの多様性と個々の能力や経験を融合することで生じるシナジーを重視し、知・感・時を共有するコミュニティです。定例会の他、目的別に別れたSpin-Off Study Groupが活動を行っています。
Study Groupとは、同じ分野について「勉強したい!」という意志を同じくする有志による勉強会です。現在活動するStudy Groupは8つ。これまでに累計13のグループが活動してきました。
Study Groupには、MBA出願のためといった目的にフォーカスし英語で知識を研鑽するといったストイックなグループから、美術見学など一般的な教養を深めることを目的とした穏やかなグループ、1冊の本をみんなで仕上げる「夏季集中講座」等、内容・雰囲気・期間など多岐に渡っています。同時に「○○を一緒に勉強する仲間を集いたい」等、Study Groupの立ち上げも積極的に支援しています。
今回は一人ではつい続かなくなってしまう「ラジオ英会話」へメンバー同士で取り組むというStudy Groupが誕生。実施にあたって、通訳学校に通った経験のある方や在外経験のある方などが効果的な方法をアドバイスしてくださるなど、上級者メンバーによるknowledge sharingが得られる点も人気の理由です。
Study Groupに関する情報は、RLC_MLにて配信中です。MLへの参加をご希望になる方は、RLC代表アドレス(rlc.academyhills@gmail.com)へお名前と連絡先と共にご連絡ください。
Study Groupとは、同じ分野について「勉強したい!」という意志を同じくする有志による勉強会です。現在活動するStudy Groupは8つ。これまでに累計13のグループが活動してきました。
Study Groupには、MBA出願のためといった目的にフォーカスし英語で知識を研鑽するといったストイックなグループから、美術見学など一般的な教養を深めることを目的とした穏やかなグループ、1冊の本をみんなで仕上げる「夏季集中講座」等、内容・雰囲気・期間など多岐に渡っています。同時に「○○を一緒に勉強する仲間を集いたい」等、Study Groupの立ち上げも積極的に支援しています。
今回は一人ではつい続かなくなってしまう「ラジオ英会話」へメンバー同士で取り組むというStudy Groupが誕生。実施にあたって、通訳学校に通った経験のある方や在外経験のある方などが効果的な方法をアドバイスしてくださるなど、上級者メンバーによるknowledge sharingが得られる点も人気の理由です。
Study Groupに関する情報は、RLC_MLにて配信中です。MLへの参加をご希望になる方は、RLC代表アドレス(rlc.academyhills@gmail.com)へお名前と連絡先と共にご連絡ください。
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