この冬すぐに行ける!ヨーロッパのお勧めクリスマスマーケット
ヨーロッパ旅行研究会 2019年11月の定例会
■クリスマスマーケットとは
クリスマスの準備をするためのマーケット
聖なる夜には商取引を行わないという慣習から、その前に、必要なものを広場に持ち寄って交換したことが起源。
14世紀のドイツから始まったと言われており、早い時期からクリスマスの独特な文化が生まれ、育まれてきた。
最も華やかで盛んなドイツから欧州各地、米国、世界へと広がって行った。
アドベント期間に開催。4週間前の土曜日からスタート、金曜日には「開場式」が行われることが多い。
2019年は 12/1、8、15、22、10~21時ごろまで。
■ドイツの有名なクリスマスマーケット
ドレスデン(シュトーレン)
シュトゥットガルト(屋台の飾り付け)
ニュルンベルグ(世界一有名)
ミュンヘン(マリエン広場)
ケルン(大聖堂広場)
フランクフルト(レーマー広場、1393年~ゲーテも愛した)
ローテンブルグ(中世の宝箱)
アウグルブルグ(エンジェルシュピール/天使による演奏会。少女)
ルートヴィヒスブルグ
■クリスマスの楽しみ方
日中は美術館巡りや町歩きを楽しみ、夕方以降の時間帯はライトアップの雰囲気がおススメ。屋台で温かいお飲み物を片手に、そぞろ歩きを楽しむ。
グリューワイン(スパイスを使ったホットワイン)6ユーロくらい。
キンダーパンチ(ノンアルコールのブドウジュース)
ホットチョコレート
焼きソーセージ(各土地の肉屋さんが出店)2.5ユーロくらい
マーケットの露店巡り
オーナメント
クリッペ
木工細工(くるみ割り人形、シュピボーゲン)
レース製品
蜜蝋細工(ロウソク)オーストリア ウィーン、ザルツブルグ
■ザイフェン
エルツ山地は、木彫りのおもちゃや、くるみ割り人形が名産。ザイフェンの町では木彫り工芸品関連に従事する人が、町の人口の6割以上。
人口約2500人の村に年間60万人もの観光客が訪れる村。特にクリスマス前が人気のシーズン。
ベルリンからも往復バスが出ている(片道5時間)旧東ドイツ時代は、外貨獲得手段の輸出品だった。
■ドレスデン
エルベ川のフィレンツ、百塔の都と呼ばれるバロック建築の街。
中世にはエルベ川の水路を利用した商業都市として、16世紀以降はザクセン侯国の首都として繁栄。
18世紀のザクセン選帝侯アウグスト強王の統治下で最盛期を迎える。現在は人口約53万人。
■ドレスデン シュトリーツェルマルクト
1434年から続いている欧州最古のクリスマスマーケットの一つ。
シュトレン発祥の地。1500年ごろから名物菓子のシュトレンがマーケットで売られている。
12月の第一土曜日に「シュトレンフェスト」が開催され、このお祭りでは特大シュトレンを載せた山車が街を行進する。
■ドレスデンのシュトレン/Dresdner Stollen
小麦粉の分量に対してバター50%、レーズン80%。
分量に関する決まりは「クリスマスシーズンのみならず通年で生産されていない」などの厳格な条件がある。
これらすべてをクリアしたパン屋さん&お菓子屋さんのみに「ドレスデン・シュトレン保護連盟」から保証印が与えられる。
現在、保証印を有するお店は約150店舗。
美しいたくさんの写真を見せて頂きながらのお話しは、とても興味深く、次の旅の参考になったメンバーも多かったようです。
またお帰りレポートは、旅行から戻られたばかりのメンバーの高成麻畝子さんに「パリのレストラン」について、いろいろとご紹介していただきました。
■Restaurant ES(レストラン・エス)
パリ7区にある日本人の本城シェフのお店。
■あい田
本場フランスの”ミシュランガイド”で、日本料理店として初めて1つ星を獲得したお店で、ご主人の相田康次氏は、元いいとも青年隊という、異色の経歴の持ち主。
■LA FONTAINE DE MARS"(ラ・フォンテンヌ・ドゥ・マルス)
オバマ大統領も訪れた老舗フレンチ。
7区の有名レストラン通り=サン・ドミニック通りにある。お料理は伝統的なフレンチ。
■ラ・ロトンド
モンパルナスにあるパリの老舗カフェ。画家のユトリロの通った店として有名。
ヴァヴァン(Vavin)駅の近くは老舗カフェが4つほど集まっているので、カフェ巡りもおすすめ。
また今回はモンパルナス墓地にも行かれたとのことで、ここは有名人の墓地がたくさんあり、最近ではシラク大統領もこちらに埋葬されたとのこと。
生花ではなく鉢植えがお供えされているのが、日本とは違うとのことでした。
高成さんにご紹介いただいたレストランは、パリに行った際にはぜひ行ってみたいところばかりで、こちらもメンバーの皆さんの参考になりました。
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