六本木ヒルズライブラリー

スポーツフォトグラファーが見た「いい写真とは?」

【スピーカー】中西 祐介(スポーツフォトグラファー)

ライブラリーイベント

【ライブラリーメンバー対象】 
※「マイページ」よりお申し込みください。

日時

2016年12月16日 (金)  19:00~20:30
終了しています

内容

【概要】

スポーツフォトグラファーは、競技中に誰よりも近い場所で選手達を見つめることが出来ます。それはフォトグラファーだけに与えられた特権です。もちろんいい場所にいたから理想通りの写真が撮れるわけではありません。理想の一枚に辿りつくまでには膨大な準備時間を必要とするのです。
試合の意味、選手の体調、時には撮影するスポーツを取り巻く社会環境まで調べることもあります。そして何よりもなぜ私がその写真を撮るのか?を突き詰めていくことが何よりも重要です。この準備がなく撮影された写真は見ている人々に何も語りかけてくれません。
これまで国内外の多くのスポーツの現場に立ってきたフォトグラファーはどんな想いシャッターを切り続けてきたのか。現場の舞台裏でのエピソードを交えながら「一枚の写真」はどのようにして誕生したのか、一枚の写真に込めた想いを披露いたします。



「いい写真はどうすれば撮れるのか」 プロが機材やテクニック以前に考えること
※アカデミーヒルズ ライブラリー書評はこちらからご覧ください。

【スピーカー】中西 祐介 (なかにし ゆうすけ)

1979年東京生まれ
東京工芸大学芸術学部写真学科卒業
講談社写真部勤務を経て2005年よりアフロスポーツ所属
ドキュメント写真を専攻していた学生時代にボクシングの撮影を始めたことをきっかけにスポーツ写真の世界に入る。現在はオリンピック、ボクシング世界戦等のスポーツ取材に従事すると同時にドキュメンタリー制作にも取り組む。
またスポーツ選手を起用した特撮、ドキュメンタリータッチの人物撮影も多い。
エディトリアル、コマーシャルともに撮影多数。
ライフワークはボクシングドキュメンタリー、馬術競技である。
日本スポーツプレス協会会員 国際スポーツプレス協会会員

写真展
「Fight」 2006年 富士フォトサロン東京
「拳の行方」 2012年 キヤノンギャラリー

著書
「いい写真はどうすれば撮れるのか」 プロが機材やテクニック以前に考えること
2016年 技術評論社