六本木ヒルズライブラリー

コトラーの提案する「グッドワークス!(良い仕事)」とは?
~『グッドワークス!』出版記念セミナー~ (19:30~21:00)

【スピーカー】
デビッド・ヘッセキエル(『グッドワークス!』共著者/コーズ・マーケティング・フォーラム社長)
福井崇人(株式会社電通 ソーシャル・デザイン・エンジン代表/クリエーティブディレクター)
梅津弓子(株式会社電通 マーケティングソリューション局スーパーバイザー)
上田敬(ジャーナリスト)

ライブラリーイベント

【六本木/アークヒルズ/平河町ライブラリーメンバー対象】
※マイページよりお申込みください。
※同伴者はご参加いただけません。
【会場】アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)

日時

2014年09月16日 (火)  19:30~21:00 
終了しています

内容

【概要】
コトラーが提案する「良い仕事(Good Works)」。
それは“Doing Good and Doing Well---善いことをして、良い業績を残すこと”。
この9月、そのノウハウを豊富な事例と共に紹介する「グッドワークス!」が日本でも刊行されます。



——「企業の中でCSR(企業の社会的責任)に直接・間接に携わる人たち(総務部門、CSR部門、広報部門、環境部門、マーケティング部門、製造部門等)や、広告会社やPR会社で企業をサポートする人は、この「『業績』か『社会的によい仕事』か」というジレンマに日々直面しています。また、すでにこの経済的な利益と社会的利益を同時に生み出すという絶妙なバランスを必要とする事業に実際に着手している人も、どのような社会的課題を選ぶか、どのパートナーと組むか、社内でそのアイデアをどう売り込み、どのようにして現実的に成果を出し続けていくかについて、頭を悩ませているかもしれません。そして、NPOや公的セクターにいて、社会的使命の実現のために働いている人々も、企業支援やパートナーの模索に日々悪戦苦闘していることでしょう。そもそも企業がどんなニーズやウォンツを持っているかを知らなければ、どんな企業にアプローチすべきか、どんなアプローチが有効なのかはわかりません。…本書は、こういった悩みに直面する人に対し、わかりやすい実例とヒントを提示するものです。」
(『グッドワークス!』より抜粋)

本セミナーでは、同書の共著者であり、米国の社会貢献型マーケティングの第一人者として活躍するデビッド・ヘッセキエル氏を招き、米国の最新事情と同書のエッセンスをご紹介頂きます。後半は、日本でこの分野に携わるパネリストを招き、「『グッドワークス!』が日本に示唆するもの、日本におけるグッドワークスのこれから」をテーマに、熱く語り合います。

企業を主体とした話がベースとなりますが、企業人のみならず、NPOや学生の方など、幅広い分野からの方々の参加を歓迎します。

・米国の社会貢献型マーケティング最新事情
・蓄積されてきた「グッドワークス」実現のためのノウハウ
・日本における社会貢献型マーケティング
・「グッドワークス」が日本市場に示唆するもの
・パネルディスカッション
 ~「『グッドワークス!』が日本に示唆するもの。日本におけるグッドワークスのこれから」

※当日は逐次通訳が入ります。


【スピーカー】
デビッド・ヘッセキエル
(『グッドワークス!』共著者/コーズ・マーケティング・フォーラム社長)
コーズ・マーケティング・フォーラムのウェブサイトは、世界中の大企業幹部がこぞって最新情報、企業事例を入手するため、さらに、CMF社のプログラムや出版物を得るためにアクセスしているサイトである。『フォーブス』『メディアポスト』『ハフィントンポスト』のブロガーでもあり、また産業アナリストとして最近活躍しているほか、企業や非営利機関の人々に向けて、コーズ・マーケティングやCSRについての講演を定期的に行っている。

福井崇人
(株式会社電通 ソーシャル・デザイン・エンジン代表/クリエーティブディレクター)
ソーシャルなコミュニケーションを推進する社内外横断型チーム「ソーシャル・デザイン・エンジン」代表。官公庁のほか、民間企業のCSR/CSVに関連するプログラム開発やコミュニケーションを担当。立ち上げたソーシャルアクトに、野生トラ保護プロジェクト「Tigers Save Tigers!」、ラブケーキプロジェクト、COP10「オリガミからのメッセージ」、JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」、文部科学省「留学JAPAN」、「カケアガレ!日本」などがある。カンヌライオンズなど、国内外の広告賞の受賞歴多数。

梅津弓子
(株式会社電通 マーケティングソリューション局 スーパーバイザー)
クライアント企業のマーケティング・コミュニケーションの企画、自社のCSRの推進などの業務経験を経て、現在は企業の社会貢献型マーケティングやCSRプログラムのサポート、企業とNPOの協働支援、ソーシャルブランディング、CSV関連コンサルティングなどを担当。「グッドワークス!」を翻訳出版以前から、バイブルとして活用している。

上田敬
(ジャーナリスト)
企業のCSRやCSV、コーズマーケティングなどの記事を執筆・編集している。阪神大震災前からNPOの取材を始め、ソーシャルビジネスを手がけるベンチャー企業や社会起業家と幅広いネットワークを持つ。米国などの現地取材のほか、1990年代からムハマド・ユヌス氏をインタビューするなど東南アジアやアフリカなど途上国でのBOPビジネスもカバーする。金融機関のソーシャルビジネス向け融資評価委員会やNPOの第三者委員会のメンバーも歴任。社会人向け大学院や大学、高校での講義にも取り組む。


【モデレーター】
今井章子
(東京財団常務理事/東京財団CSR研究プロジェクト委員/昭和女子大学ビジネスデザイン学科特命教授)

【逐次通訳】
雨宮寛
(「グッドワークス!」翻訳担当のハーバード社会起業大会スタディプログラム研究会責任者/コーポレートシチズンシップ代表取締役/明治大学公共政策大学院講師)