六本木ヒルズライブラリー

カーティス教授の政治シリーズ2013
第2回:「世界の動向と日本外交の課題」~アジアの国々そして米国~

ジェラルド・カーティス(コロンビア大学教授) 

ライブラリーイベント

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日時

2013年04月03日 (水)  19:15~20:45

終了しています

内容

今年も「カーティス教授の政治シリーズ」(全3回)が始まりました。
第1回(3/4開催)は「政権交代で日本はどのように変わるのか」をテーマにお話いただきました。そして、第2回のテーマは外交です。

カーティス先生は、日本の外交は“REACTIVE”(対応型)と表現されます。
「1853年の黒船来航以来、外からの圧力にどのように対応するか、という基本姿勢は変わっていない。自分のイデオロギーを世界に広めようとする米国とは対照的」とのこと。

安倍政権について、「日本の右傾化」、「戦後レジームからの脱却」など、懸念を示している海外メディアも多く見られますが、カーティス先生はどのように考えていらっしゃるのでしょうか。
第2回は、世界の動きを踏まえつつ、安倍政権の外交戦略(中国、韓国の関係改善、ASEAN各国、そして米国との外交等)について、お話いただきます。

※第3回は7月の参議院選挙をテーマに、6月25日(火)に開催を予定しています。


【ジェラルド・カーティス プロフィール】
1940年ニューヨーク生まれ。1962年ニュー・メキシコ大学卒業。1964年コロンビア大学修士課程終了。1969年同大学博士号取得、1968年からコロンビア大学で教鞭をとり、現在コロンビア大学政治学教授、早稲田大学客員教授。1973年から91年まで、コロンビア大学東アジア研究所長を12年間務める。慶応大学、政策研究大学院大学、コレージュ・ド・フランス、シンガポール大学など客員教授を歴任。中日・東京新聞の客員及びコラムニストのほか、新聞、テレビなど内外のマスコミで活躍。三極委員会委員、米外交評会委員、米日財団理事。大正正芳記念賞、中日新聞特別功労賞、国際交流基金賞、旭日重光賞を受賞。主な著書に『代議士の誕生』、『日本型政治の本質』、『日本政治をどう見るか』、『永田町政治の興亡』『政治と秋刀魚』など。

参考図書

政治と秋刀魚—日本と暮らして四五年

カーティス,ジェラルド
日経BP社

代議士の誕生

ジェラルド・カ−ティス,山岡清二
日経BP社