六本木ヒルズライブラリー
【六本木ライブラリーLIVE】国策としての英語教育-日本の英語教育についてとことん語ろう-(ディスカッション)
【ファシリテーター】齋藤純一(六本木ライブラリーメンバー)
ライブラリーイベント
【ライブラリーメンバー対象】 ※申込みはマイページからとなります。
※六本木ライブラリーLIVEは、六本木/平河町ライブラリーのメンバー限定のイベントです。ご同伴の方は参加できませんのでご注意ください。
内容
【概要】
最近のTOEICやTOEFLの受験ブームも手伝って英語力アップや効果的な英語教授法など英語に関しては話題に事欠かない昨今。大学生や一般の社会人も含め、英語となると話に熱がこもるのはなぜでしょうか?
今回の六本木ライブラリーLIVEでは、大学で教鞭をとり始めて今年で27年目になる、六本木ライブラリーメンバーの齋藤純一氏がファシリテーターとなり、英語教育に関する議論を行います。
【企画趣旨】
最近の小学校の早期英語教育や2013年度からの高校での英語授業を英語のみで行うという文科省の方針は、根底に従来の英語教育が上手く行っていなかったというある種の焦りを反映したものなのではないかと疑問に思います。海外では中国や韓国の留学生の活躍が目覚ましく、彼らはかつて日本人が持っていたハングリー精神を持って、欧米の大学で熱心に勉強しています。語学コースを早めに終えて、学部や大学院のコースで学位を取るために一生懸命になって学んでいる姿が嘗ての日本人の姿を彷彿とさせます。
これからの日本を背負う若者たちにどのようにして英語を学び、国際社会で活躍していって欲しいか、中高年の世代から見た英語教育観から、若い世代に何らかのアドバイスができないか、そしてお互いに膝を突き合わせて議論してみたいと思っています。
【ポイント】
・齋藤氏による、英語教育について問題提起
・ディスカッション
(英語の学習方法や経験について、世代を越えた議論を展開します。ご自身の英語学習に関するご経験や悩みなどお話ください)
最近のTOEICやTOEFLの受験ブームも手伝って英語力アップや効果的な英語教授法など英語に関しては話題に事欠かない昨今。大学生や一般の社会人も含め、英語となると話に熱がこもるのはなぜでしょうか?
今回の六本木ライブラリーLIVEでは、大学で教鞭をとり始めて今年で27年目になる、六本木ライブラリーメンバーの齋藤純一氏がファシリテーターとなり、英語教育に関する議論を行います。
【企画趣旨】
最近の小学校の早期英語教育や2013年度からの高校での英語授業を英語のみで行うという文科省の方針は、根底に従来の英語教育が上手く行っていなかったというある種の焦りを反映したものなのではないかと疑問に思います。海外では中国や韓国の留学生の活躍が目覚ましく、彼らはかつて日本人が持っていたハングリー精神を持って、欧米の大学で熱心に勉強しています。語学コースを早めに終えて、学部や大学院のコースで学位を取るために一生懸命になって学んでいる姿が嘗ての日本人の姿を彷彿とさせます。
これからの日本を背負う若者たちにどのようにして英語を学び、国際社会で活躍していって欲しいか、中高年の世代から見た英語教育観から、若い世代に何らかのアドバイスができないか、そしてお互いに膝を突き合わせて議論してみたいと思っています。
【ポイント】
・齋藤氏による、英語教育について問題提起
・ディスカッション
(英語の学習方法や経験について、世代を越えた議論を展開します。ご自身の英語学習に関するご経験や悩みなどお話ください)
【齋藤純一 氏プロフィール】
六本木ライブラリーでメンバーズ・コミュニティ「英語で語ろう友の会」を主宰。自身は特に留学経験はなく、大学で教鞭をとり始める27年前に英検1級や通検2級などに合格するが、更なるレベルを求めて独学を始める。国際コミュニケーションの手段としての英語の必要性に目覚め、ペンシルベニア大学で2度客員研究員として赴任。教育学大学院で英語教授法の権威といわれる故Dr.Teresa Pica に師事し、現地の教授法を持ち帰って大学教育の現場で実践。最近は大学でTOEICや英検の対策講座を授業に取り入れる傾向にあるが、大学本来の教育目標とは異なるのではないかという見解を抱いている。
最近の学生を見ていると英会話はある程度できるが、英語を通して文学や哲学を学ぶという一昔前の知識欲が薄れている感じがする。英語の古典作品を通してじっくりと人間や社会について考えてみるという姿勢がなくなってきているので、日本全国で英語英文科が崩壊の憂き目にあっているのは否めない事実である。英語に興味のない学生への学習の動機づけに今も頭を悩ませている。
六本木ライブラリーでメンバーズ・コミュニティ「英語で語ろう友の会」を主宰。自身は特に留学経験はなく、大学で教鞭をとり始める27年前に英検1級や通検2級などに合格するが、更なるレベルを求めて独学を始める。国際コミュニケーションの手段としての英語の必要性に目覚め、ペンシルベニア大学で2度客員研究員として赴任。教育学大学院で英語教授法の権威といわれる故Dr.Teresa Pica に師事し、現地の教授法を持ち帰って大学教育の現場で実践。最近は大学でTOEICや英検の対策講座を授業に取り入れる傾向にあるが、大学本来の教育目標とは異なるのではないかという見解を抱いている。
最近の学生を見ていると英会話はある程度できるが、英語を通して文学や哲学を学ぶという一昔前の知識欲が薄れている感じがする。英語の古典作品を通してじっくりと人間や社会について考えてみるという姿勢がなくなってきているので、日本全国で英語英文科が崩壊の憂き目にあっているのは否めない事実である。英語に興味のない学生への学習の動機づけに今も頭を悩ませている。
六本木ライブラリーLIVEとは?
2012年4月から六本木ライブラリーにて「六本木ライブラリーLIVE」がスタートしました。
「六本木ライブラリーLIVE」は知的好奇心に溢れるメンバーが集い、"人•情報"が交わることで生まれる化学反応を体験するイベントです。スピーカー、聴講者という壁を取り払い、フラットな関係でテーマについてディスカッションしたり、ワークショップをしたり、時には気楽におしゃべりも。
参加に必要なことはシェアする気持ちです。
随時、一緒に盛り上げてくださるメンバーも募集しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
「六本木ライブラリーLIVE」は知的好奇心に溢れるメンバーが集い、"人•情報"が交わることで生まれる化学反応を体験するイベントです。スピーカー、聴講者という壁を取り払い、フラットな関係でテーマについてディスカッションしたり、ワークショップをしたり、時には気楽におしゃべりも。
参加に必要なことはシェアする気持ちです。
随時、一緒に盛り上げてくださるメンバーも募集しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
参考図書
英語教育大論争
平泉渉 渡部昇一文藝春秋
あえて英語公用語論
船橋洋一文藝春秋
英語支配の構造
津田幸男第三書館
関連情報
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