六本木ヒルズライブラリー

カーティス教授の政治シリーズ2012
【六本木ライブラリーLIVE】カーティス教授の政治シリーズ 2012
第3回「変動する世界、そして日本外交」(オープントーク)

【ファシリテーター】ジェラルド・カーティス(コロンビア大学教授)

ライブラリーイベント

【ライブラリーメンバー対象】 ※申込みはマイページからとなります。
※六本木ライブラリーLIVEは、六本木/平河町ライブラリーのメンバー限定のイベントです。ご同伴の方は参加できませんのでご注意ください。

日時

2012年06月07日 (木)  19:15~20:45

終了しています

内容

【概要】
「カーティス教授の政治シリーズ2012」の3回目。テーマは日本の外交。カーティス教授は日本の外交を「reactive」と表現されます。「主導権を握るのではなく、世界の潮流を読んでそれに乗り遅れないように対応する」、「日本から動くのではなく、起こったことに対応する」というのが日本外交の特徴だと言われます。新興国の台頭、アメリカの超大国としての相対的地位の低下等、大きく世界が動こうとして今、日本は従来の外交方法で良いのでしょうか?
カーティス先生のご意見を伺うとともに、我々も一緒に考えたいと思います。

【ポイント】
今回のライブラリーライブは、カーティス先生の以下の質問からスタートする予定です。
①今後の日中関係の運営をどのようにすれば良いと思いますか。
益々相互依存が進むか、中国が益々日本にとっての脅威になるか。

②北朝鮮の今の日本政府の対応が良いと思いますか。
北朝鮮が拉致された人たちを日本に帰して、核兵器を放棄する方法はあるのか。
その可能性はないと思うなら、日本はこれからどうしたら良いと思いますか。

③日米同盟を基軸にしている日本の安全保障政策を改める必要はあると思いますか。

【ジェラルド・カーティス プロフィール】
1940年ニューヨーク生まれ。1962年ニュー・メキシコ大学卒業。1964年コロンビア大学修士課程終了。1969年同大学博士号取得、1968年からコロンビア大学で教鞭をとり、現在コロンビア大学政治学教授、早稲田大学客員教授。1973年から91年まで、コロンビア大学東アジア研究所長を12年間務める。慶応大学、政策研究大学院大学、コレージュ・ド・フランス、シンガポール大学など客員教授を歴任。中日・東京新聞の客員及びコラムニストのほか、新聞、テレビなど内外のマスコミで活躍。三極委員会委員、米外交評会委員、米日財団理事。大正正芳記念賞、中日新聞特別功労賞、国際交流基金賞、旭日重光賞を受賞。主な著書に『代議士の誕生』、『日本型政治の本質』、『日本政治をどう見るか』、『永田町政治の興亡』『政治と秋刀魚』など。

※2011年開催カーティス教授のライブラリートーク「世界が見た日本 東日本大震災は日本をどう変えるか」

六本木ライブラリーLIVEとは?

2012年4月から六本木ライブラリーにて「六本木ライブラリーLIVE」がスタートしました。

「六本木ライブラリーLIVE」は知的好奇心に溢れるメンバーが集い、"人•情報"が交わることで生まれる化学反応を体験するイベントです。スピーカー、聴講者という壁を取り払い、フラットな関係でテーマについてディスカッションしたり、ワークショップをしたり、時には気楽におしゃべりも。
参加に必要なことはシェアする気持ちです。
随時、一緒に盛り上げてくださるメンバーも募集しています。
詳しくはこちらをご覧ください。

参考図書

政治と秋刀魚—日本と暮らして四五年

カーティス,ジェラルド
日経BP社

代議士の誕生

ジェラルド・カ−ティス,山岡清二
日経BP社