六本木ヒルズライブラリー

「世界中を図書館に! ~ブッククロッシングの可能性を考える 今、本はようやくスタート地点に立った~」

【スピーカー】財津正人(ブッククロッシング・ジャパン代表)

ライブラリートーク

【ライブラリーメンバー対象】※マイページよりお申込みください。

日時

2011年12月08日 (木)  19:15~20:45

終了しています

内容

【概要】

ブッククロッシングは、“世界中を図書館に”を合言葉に、現在世界会員70万人の世界最大のフリーブッククラブです。街中にわざと本を忘れて、それを偶然手にした人が、読了後また、どこかに忘れて・・・、その本の旅の履歴がインターネット上で見ることができます。
今回はブッククロッシング・ジャパン代表の財津正人さんに、2001年米国からスタートから、ブッククロッシング・ジャパンの成り立ちなどお話いただき、仕組みから弱点、可能性にいたるまでを参加者でシェアして考えてみます。“大切本を世界に向けて旅させる”とともに、“その本の旅の履歴をネット上で見る”ことができることの楽しさと、“新たな読書への入り口”となり得ているのか?などにも触れます。本にかかわってきた31年間から“本”そのもののあり方を、“流通”“書店”“電子書籍”という3つの角度からわかりやすく取り上げます。

【財津正人プロフィール】

1962年大阪府堺市生まれ。出版取次 大阪屋流通部門勤務後、1987年書店開業独立。12坪の小規模書店。1994年、閉店。1994年、出版社書店営業代行を個人開業、2007年法人化。版元・取次・書店出版三者すべての経験に、独自の視点で本に関わるあらゆる仕事を手掛ける。
『本のある生活—本活のすすめ』
財津正人 著
コスモの本
(2011/06/10 出版)