六本木ヒルズライブラリー

リビングライブラリー
-「生きている本」が語る多様な人生

ファシリテイター:中邑賢龍氏 (東京大学先端科学技術研究センター教授)
生きている本:鈴木康広氏(アーティスト)/橋口亜希子氏(障害をもつ子の母親)

ライブラリートーク

【ライブラリーメンバー対象】 ※「マイページ」よりお申し込みください。

日時

2011年07月12日 (火)  19:15~20:45

終了しています

内容

【概要】
リビングライブラリーは、障害のある人やユニークな職業の人、様々な体験や志向を持つ人などが、一冊の本となって自分の体験や考えを聴き手に直接話す図書館です。
自分とは違う経験を持つ人の個人的な話をじっくり聞く、というこの試みはデンマークで始まり、不思議な感動を得られる時間として、静かに広まってきました。六本木ライブラリーで2011年1月に開催された際には、「自分の中にある思い込みに気づかされた」といった参加者の声もあがり、新たな視点を得る時間ともなっているようです。

※1月に開催したリビングライブラリーのレポートはこちら

今回は、「アーティストであるとはどういうことか」を語っていただく鈴木康広さん、
障害を持つ子どもの母親として活動する橋口亜希子さんに「生きている本」となっていただきます。


【中邑 賢龍 氏 プロフィール】
東京大学先端科学技術研究センター教授。専門は人間支援工学。「漢字が書けないならワープロ機能を使えばいい。計算ができないなら計算機を使おう」など身近なテクノロジー活用を学校教育や社会に対して訴え、独自の観点から障害論を展開している。

【鈴木 康広 氏 プロフィール】
1979年生まれ。東京造形大学デザイン学科卒業後、「遊具の透視法」「まばたきの葉」「ファスナーの船」「空気の人」などの作品を送り出す。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員。

【橋口 亜希子 氏プロフィール】
息子が保育園のときにADHDと診断を受ける。それでも企業で働き続けることを選択し、ADHDという「見えない障害」とつきあっている。現在はNPO法人えじそんくらぶの理事として、ADHDの普及啓発活動を展開している。