六本木ヒルズライブラリー

グローバルキャリアシリーズ
ビジネスに使えるアリストテレスの言葉

古我知史(ウィルキャピタルマネジメント株式会社代表取締役、ベンチャーキャピタリスト)
日高幹生(DAZイニシアティブ株式会社代表取締役)

ライブラリートーク

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日時

2011年06月29日 (水)  19:15~20:45

終了しています

内容

【概要】
東日本大震災後の日本では、これまで以上に力強いビジョンや戦略、適応力のある組織、リーダーシップ、そして、イノベーションが求められています。
これらの実践が不可避である日本企業や日本のビジネスパースンが今もっとも学ぶべきものは、古代ギリシア哲学(思想)の現実主義的実践者であるアリストテレスにあるのではと、企業経営のプロとして高名な著者二人は、『アリストテレスの言葉 —経営の天啓』を刊行しました。
アリストテレスは、2400年前の古代ギリシアで、人間はいかに生きるべきか、何が人間をして人間たらしめるのか、何をどのように知るべきか、という知的な問いに向き合う形で、人間の善や徳など根源的な価値を探求し、その体系化に挑んだ実践的思想家であり、その思想は西洋社会、企業の根幹となっています。
日本独特の経営、日本と世界をつなぐ経営を考えていく上で、アリストテレスの国境や民族を超えた人間という存在への本質的な洞察は大きな意味を持ちます。この機会に、アリストテレスに触れてみてはいかがでしょうか?

【古我知史氏プロフィール】
早大政経学部政治学科卒。モンサント、シティバンクの商品室長を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニーにて金融、ヘルスケア等の戦略および事業開発のコンサルティングに携わる。自身での二度の起業体験を含め、上場企業やベンチャー企業の独立取締役や株主として、50社以上の事業開発や戦略構築に深くコミットしてきた。著書:『戦略の断層-その選択が企業の未来を変える』(英治出版)、『問題をつぎつぎ解決する人の5つの口癖』(あさ出版)、共著に『新・銀行の戦略革新』(東洋経済新報社)等。

【日高幹生氏プロフィール】
一橋大学経済学部卒。三菱商事に入社、三菱総合研究所出向等を経て三菱商事の戦略コンサルティング子会社および事業インキュベーション子会社の設立に参画、経営責任者を務める。その後本社の戦略研究所にて同社の成長戦略立案・推進業務に携わったのち、米国の企業再生ファームであるアリックスパートナーズ社フェローを経て独立。20年以上一貫して成長戦略の立案とその実行に従事し、大小さまざまな企業における経営と事業開発の現場にコミット。2011年には地域のテーマに取り組むために新会社ダズリング・ナインを設立し活動領域を広げている。

※ 古我 知史著/日高 幹生著『アリストテレスの言葉 -経営の天啓』
(東洋経済新報社 2011/04)