六本木ヒルズライブラリー

イデア〜時代を切り開く者たちの良心〜
第1回ゲスト:宮前 義之(ISSEY MIYAKE デザイナー)
(19:15~20:45)

【ファシリテーター】稲葉 俊郎 (東大付属病院 循環器内科 医師)

ライブラリーイベント

【六本木/アークヒルズ ライブラリーメンバー対象】
 ※マイページよりお申込みください。
【会場】アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)

日時

2017年06月28日 (水)  19:15~20:45
終了しています

内容

現役の医師でありながら「医療と芸術」「心と身体の調和」などのテーマで活動を続けている稲葉 俊郎氏がファシリテーターとなり、様々なジャンルで活躍するクリエイター、アーティストなどをお招きし、「時代の本質」を探るトークイベントです。

「理想と現実のギャップ」というのは、いつの時代もテーマだと思いますが、経済合理性やテクノロジーが加速してく中で、どのように取り組んでいくか、あるいはその狭間を生んでいる本質は何なのか?

プラトンは、わたしたちの認識は個物そのものではなく、その背後にあるイデアを見て取ることで成り立っていると考えました。天井なる世界には善なるイデアしかなく、現実はその投影である影にすぎないと。

記念すべき第1回目のゲストは宮前 義之氏。
「ISSEY MIYAKE」の4代目デザイナーとして、三宅一生さんから受け継がれたブランドをチームと共に率いるデザイナーの一人です。

対談のテーマは、タイトルにもある「イデア」「良心」を軸に、宮前義之がもつ、服づくりの原風景、あるいは職業倫理といったものなどを尋ねながら、ものづくりや時代の「本質」に迫ります。

※稲葉氏の企画趣旨『創造の源泉へ』はこちらをご覧ください。

【登壇者】


宮前 義之(みやまえ よしゆき)プロフィール

ISSEY MIYAKE デザイナー

1976年 東京生まれ。
1998年、文化服装学院アパレルデザイン科を卒業。
2001年、三宅デザイン事務所入社。三宅一生と藤原大が率いたA-POCの企画チームに参加。
2006年、ISSEY MIYAKEの企画チームに加わる。
2011年、ISSEY MIYAKE デザイナーに就任。

稲葉 俊郎(いなば としろう)プロフィール

東大付属病院 循環器内科 医師

1979年 熊本生まれ。
心臓を内科的に治療するカテーテル治療、先天性心疾患が専門。
在宅医療、山岳医療にも長く取り組みつつ、未来の医療と社会の創発のため、伝統芸能、芸術、民俗学、農業・・など、あらゆる分野との接点を探る対話を積極的に行っている。