六本木ヒルズライブラリー
天空のマップ・カフェ
メンバーズ・コミュニティ
古地図からデジタル・マップまで、地図好き集まれ!
自分の好きな地図を語ったり、色々な地図に触れたりしてみませんか?
地図が好き・地図に興味がある方なら、地図に詳しくなくても大丈夫。お気軽にご参加ください。
日時
2021年11月12日
(金)
19:00~21:00
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内容
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海の地図にロマンを求めて・・・海図150年
【概要】
我が国最初の官制の「海図」は1871年の明治新政府の兵部省海軍部水路局創設にはじまります。陸に地図は伊能忠敬など有名ですが、今回はやや目立たない地図、「海図」を扱います。今から150年前にスタートと言うのは官制、つまり我が国の政府が自前で作った「海図」の起源です。
今回は簡単に世界の「海の地図」の歴史をリビューして、幕末期の米国・英国軍艦による日本近海の海図、有名なシーボルト事件と関係する海図の秘話、さらに海図を作った初代水路局長官の柳楢悦はなし、また、実際の第一号海図「陸中國釜石港之圖」(明治5年、1872年)もご紹介します。
今、NHKの大河ドラマ「青天を衝け」では郵便制度や我が国初の鉄道の式設などが出てきますが、近代国家に必要な国防の礎として「海図」も重要です。
我が国も「海の地図」は欧米と同じく海軍による作成がその始まりですが、その後の海運国、日本の商船の運航にも必要な地図になります。
戦後の海図作りは海上保安庁水路部(後の海洋情報部)に引き継がれ、最近では紙海図からデジタルの電子海図への転換など、現代の海運を支える船の運航に欠かすことのできない地図、海図を扱います。ちょっと「ロマン」溢れる「海の地図」を話題に添えたいと思います。
奮ってご参加ください。
【参加方法】 【対象】
六本木・アークヒルズライブラリー コミュニティメンバー
※申込締切:11/12(金)19:00まで
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