六本木ヒルズライブラリー

今読むべき新刊書籍12冊 -2020年3月-

「個人が力を伸ばしていくための本」、「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ヒルズライブラリー。今月届いた本は何?

新着本からお薦め書籍をご紹介します。






 

ニューノーマル。もう、以前の世界に戻ることはできない。今はこれが日常。
 
アフター・コロナの世界は、
ビフォア・コロナの時代とどのように変わっていくのでしょうか。
私たちにとっては初めての試練でも、人類はいつも、それまでに経験していない困難を乗り切ってきた。
だからきっとできるでしょう。
 
休校のために、エネルギーを使いきれない高校生たち。
お客がいなくても出社しなくてはいけない高級ブランドショップのスタッフ。
今、街を消毒する有償ボランティアをやってもらえないものだろうか?
見たことのない仕事に必死で取り組んでいる医師・看護師・技術者等を、バックアップするようなヒト・モノ・カネを迅速に融通できないか?
 
ただの素人の思いつきであっても、「リソースの再配分」について、そんなふうに自分なりに考えてみたくなる『シン・ニホン』。
 
時代に合わせてリソース配分を変化させることができなかった日本は、若い人の未来を奪っているという著者の思いが、圧倒的なデータとともに伝わってきます。
 
どんなにお金持ちであっても貧乏であっても、ある意味平等に罹る感染症。
社会全体を豊かにすることの必要性がわかります。
 
時代に合わせたリソースの再配分は、否応無く始まりました。
 

 

(ライブラリー・アドヴァイザー:小林 麻実



シン・ニホン—AI×データ時代における日本の再生と人材育成

安宅和人
ニューズピックス

みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史

日経コンピュータ : 山端宏実
日経BP

アパレル興亡

黒木亮
岩波書店

池の水ぜんぶ“は”抜くな!

月刊つり人編集部 : 池田清彦
つり人社

イージス・アショアを追う

秋田魁新報取材班
秋田魁新報社

韓国を支配する「空気」の研究

牧野愛博
文藝春秋

AI×地方創生 - データで読み解く地方の未来

広井良典、須藤一磨
東洋経済新報社

私たちが、地球に住めなくなる前に—宇宙物理学者から見た人類の未来

マーティン・リース
作品社

イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門

デビッド・バード
エクスナレッジ

トヨタの未来 生きるか死ぬか

日本経済新聞社
日本経済新聞出版社

オランダ商館長が見た 江戸の災害

フレデリック・クレインス
講談社

グローバル資本主義vsアメリカ人

篠原匡
日経BP