六本木ヒルズライブラリー
今読むべき新刊書籍12冊 -2022年6月-
「個人が力を伸ばしていくための本」、「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ヒルズライブラリー。今月届いた本は何?
『テクノソーシャリズムの世紀』『インベンション 僕は未来を創意する』など、新着本からお薦め書籍をご紹介します。
SARSの時期に香港に住んでいたという著者2人が描く、西洋と東洋の差、コロナとSARSとの違いは、私たちにとって理解しやすく、とても腑に落ちる話。
そのような導入から、もしかしたら将来はこうなり得るのではないか、という予測について、幅広く話が展開していきます。
「経済全体に悪影響を与えない枠組みの中で、長期的な経済成長を捉え直す」というのが、テクノソーシャリズムだそう。もしこれが現実のものとなれば、単純な資本主義の否定とは異なり、公平性と経済成長の両面が可能になるでしょう。
"この本は、従来の経済学や政治を再考するのではなく、人類の再生のための主張である"との覚悟に、著者たちの絶望と強い意思が見て取れました。。
そのような導入から、もしかしたら将来はこうなり得るのではないか、という予測について、幅広く話が展開していきます。
「経済全体に悪影響を与えない枠組みの中で、長期的な経済成長を捉え直す」というのが、テクノソーシャリズムだそう。もしこれが現実のものとなれば、単純な資本主義の否定とは異なり、公平性と経済成長の両面が可能になるでしょう。
"この本は、従来の経済学や政治を再考するのではなく、人類の再生のための主張である"との覚悟に、著者たちの絶望と強い意思が見て取れました。。
自伝といえば、著名人の自慢話を聞かされるものと思ってしまいがちでは ?
しかし、幼い頃に父を亡くす等の不幸に見舞われながらも、常に明るく、ポジティブなジェームズ・ダイソンの話はちょっと違います。
失敗や困難を語る彼の口調の明るさが、この本の最もユニークな点ですね。
周囲の人をリスペクトし、失敗を失敗と思わずに、次を創っていく精神力。
これによって運も付いてくるのだと、素直に思えてしまいます。
エネルギッシュな熱いキャラクターが、読む人を元気にさせる自叙伝です。
しかし、幼い頃に父を亡くす等の不幸に見舞われながらも、常に明るく、ポジティブなジェームズ・ダイソンの話はちょっと違います。
失敗や困難を語る彼の口調の明るさが、この本の最もユニークな点ですね。
周囲の人をリスペクトし、失敗を失敗と思わずに、次を創っていく精神力。
これによって運も付いてくるのだと、素直に思えてしまいます。
エネルギッシュな熱いキャラクターが、読む人を元気にさせる自叙伝です。
テクノソーシャリズムの世紀
ブレット・キング、リチャード・ペテイ東洋経済新報社
インベンション 僕は未来を創意する
ジェームズ・ダイソン日経BP 日本経済新聞出版
脳の地図を書き換える
デイヴィッド・イーグルマン早川書房
あなたの強さは、あなたの弱さから生まれる
小澤竹俊アスコム
ザ・マネジャー 人の力を最大化する組織をつくるーボスからコーチへ
ジム・クリフトン、ジム・ハーター日経BP
「脱・自前」の日本成長戦略
松江英夫新潮社
3つの視点で会社がわかる「有報」の読み方
EY新日本有限責任監査法人中央経済社
薬草ハンター、世界をゆく
カサンドラ・リア・クウェイヴ原書房
未完の敗戦
山崎雅弘集英社
大戦略論
ジョン・ルイス・ギャディス早川書房
意識はなぜ生まれたか
マイケル・グラツィアーノ白揚社
超没入
カル・ニューポート早川書房
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