六本木ヒルズライブラリー
今読むべき新刊書籍12冊 -2020年10月-
「個人が力を伸ばしていくための本」、「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ヒルズライブラリー。今月届いた本は何?
新着本からお薦め書籍をご紹介します。
"老化とは、誰にでも訪れる不可避なものではない。現代では科学の進歩によってコントロールできるのだ。"
そのようなテーマを持つ本書は、一見よくある「健康ノウハウ本」のように見えますが、決してそうではありません。
これは実用書ではなく、私たちがこれまでの前提をどれだけ引っくり返せるかを問う、知的冒険の書。
科学技術の進歩によって老化は病となったということ、そしてその知識が、どのように自分の日常行動の変革に結びつくのか、を試されているようです。
『新型コロナウイルスとの闘い ー現場医師120日の記録』を読んでいると、「どうしてマスメディアは、このようなことを伝えなかったのだろう?」という思いを、何度もすることになります。
それほど、現場の第一線でコロナウイルスの治療にあたっていた医師たちの証言は、圧倒的。
「インフルエンザみたいなものでしょ」、「高齢者でなければ大丈夫では ? 」といった俗説が、いかに意味のないものか、理解することができます。
LIFESPAN 老いなき世界
デビッド・A・シンクレア、マシュー・D・ラプラント東洋経済新報社
新型コロナウイルスとの闘い
地域医療・介護研究会JAPAN 、 ヘルスケア・システム研究所PHPエディターズ・グループ
マインドハッキング
クリストファ−・ワイリー新潮社
なんでも図解
日高由美子ダイヤモンド社
ゼロからつくる科学文明
ライアン・ノース早川書房
コンビニは通える引きこもりたち
久世芽亜里新潮社
韓国の若者
安宿緑中央公論新社
東大卒、農家の右腕になる。
佐川友彦ダイヤモンド社
千の葉をつなぐ幹となれ
熊谷俊人俊葉会
プロトタイプシティ
高須正和、高口康太KADOKAWA
誤解だらけのアセットアロケーション
ウィリアム・キンロー、マーク・クリッツマン東洋経済新報社
あの日、ジュバは戦場だった
小山修一文藝春秋
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