六本木ヒルズライブラリー

今読むべき最新書籍16冊 -2015年1月-

「個人が力を伸ばしていくための本」「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ライブラリー。今月届いた本は何?
新着本からお薦め書籍をご紹介します。


イスラムを巡り、世界を震撼させる事件が頻発する今日。私たちは何を知るべきなのでしょうか?
どのような情報源を持ち、何を考え、その結果としてどのように行動すべきなのか・・・。

『イスラム国ーテロリストが国家をつくる時』は、おもしろいとしか表現できない本です。この"おもしろい"には、自分がこれまで知らなかったことを知ることができる、語り口が平易で楽しい、そして深く考えさせられる、という意味を含めています。

ものごとには様々な見方があること、そして多様な見方を持っている者の方が生き残っていくのかもしれない、と感じさせてくれる本でした。



これもまた、知らなかったストーリーが満載の『孫正義の参謀』。政治家からソフトバンク社長室長に転身というだけでも驚きですが、孫正義氏とともに、企業と社会を前に向かわせようとしてきた嶋聡氏の記録です。

自分だったらどう思うだろうか、何ができるだろうかと、自分自身に立ち向かうことを新年から突きつけられたような気がしました。






サラダを5日分も作りおくことができるの? ということで話題沸騰のジャーサラダ。会社に持っていくことができるヘルシーなランチお弁当だそうです。

日曜日の夜に作っておけるというこのジャーサラダは、ニューヨークのキャリア女性に受けているという噂もあり、日本のビジネスパーソンの間でも人気急上昇中とか。

ヘルシーで簡単で美味しいうえに、知らない素材の組み合わせも楽しめますね。

(ライブラリーアドバイザー:小林 麻実)



イスラム国テロリストが国家をつくる時

ロレッタ・ナポレオーニ 村井章子
文藝春秋

孫正義の参謀 

嶋聡
東洋経済新報社

ジャーサラダ

若山曜子
宙出版

増税よりも先に「国と政府」をスリムにすれば?

J.ミクルスウェイト
講談社

儲かる会社をつくるには赤字決算にしなさい

井上和弘
ダイヤモンド社

勤力を鍛えるトレーニング

川下和彦
ディスカヴァ−・トゥエンティワン

失敗は「そこ」からはじまる

F.ジーノ 柴田裕之
講談社

ぼくは、世界一たのしいサラリーマン

石渡晃一
ダイヤモンド社

人と企業はどこで間違えるのか?

ジョン・ブルックス【著】, 須川綾子【訳】
ダイヤモンド社

虚構の法治国家

郷原信郎 森炎
講談社

捏造の科学者

須田桃子
文藝春秋

逆転スイッチ!

西沢泰生
KADOKAWA

女性たちの貧困

日本放送協会
幻冬舎

ペテン師と天才 佐村河内事件の全貌

神山典士
文藝春秋

アイデア・メーカー

山口高弘
東洋経済新報社

屋根ひとつお茶一杯

D.ローホー
講談社