六本木アートカレッジ

六本木アートカレッジ
「現代アートから社会をみる」

日時

2011年11月23日 (水)  15:00~16:00
終了しています

内容

アートの表現は、いつの時代にも政治、経済、文化など多様な社会の様相を反映して来ましたが、現代世界の新しい胎動も各地で開催される国際展や美術館での展覧会に確実に現れています。現代アートは、美しさや面白さなどの視覚的な要素だけでなく、その作品が制作された社会的背景を読み解きながら見ることで、ますます興味深いものになるのです。本講演では、100年前のイタリア未来派から現代の会田誠やChim↑Pomまで、アートを通して現代社会、現代の日本を考えます。

【講師紹介】

片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)

民間シンクタンクで文化政策・都市開発と芸術文化プロジェクトに関する調査研究を行った後、1997年から東京オペラシティアートギャラリーにてチーフ・キュレーター。2003年より森美術館。2007年から2年間、ヘイワード・ギャラリー(ロンドン)でインターナショナル・キュレーター兼務。2012年にはサンフランシスコ、アジア美術館でゲスト・キュレーション、第9回光州ビエンナーレの共同アーティスティック・ディレクター。