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まとめて一気読み!最近もっとも読まれている講義録は?

~「注目のオピニオン・スタッフレポート」のアクセスランキングTOP5を発表!~

更新日 : 2017年06月20日 (火)

アカデミーヒルズ スタッフの活動レポート
まとめ・文/小林

ビジネスやカルチャーの最前線をいくフロントランナーやイノベーターたちの考えに触れることができる【注目のオピニオン】。いま注目を集める記事は何?2016年度に公開した記事とすべての記事のアクセスランキングTOP5を発表します。

梅雨のひととき、約2時間の講座エッセンスを抽出した講義録やレポートで、凝縮したインプットはいかがですか?

※本ランキングは、2016年4月1日~2017年5月31日までのアクセス数で集計しています。どのページも平均滞在時間が、3分前後。1頁約3分で読める内容になっています。

2016年度公開の講義録・レポートランキング



昨今は人々の価値観が多様化し、生き方・働き方が自由に選択できるようになった反面、キャリアについて思い悩むビジネスパーソンが増えています。自分を騙して嫌いな仕事を続けていると、何が「好き」なのかさえ判断できなくなってしまいます。では、これから私たちはどのようなキャリアを歩んでいったらよいのでしょうか?

経営学者の楠木建氏は、ビジネスパーソンからの様々なキャリア相談に対し、独自のキャリア論を展開しつつ、「好きなようにしてください」と一刀両断しています。このトークでは、そんな楠木氏と日本元気塾塾長・米倉誠一郎氏が、混沌の時代を生き抜くためのイノベーティブな仕事論・生き方論を深掘りしています。



姿かたちは変わっても、自分を自分たらしめるもの、それが真のアイデンティティです。
私たちのルーツ、昔の日本人の身体感覚はどのようなものだったのでしょうか。
現代では、身体機能を拡張するロボットスーツ、VR・AR、人工知能(AI)などテクノロジーが日々進化を遂げています。このような中で、私たちの「身体・感覚」はどうなっていくのでしょうか? 

古今東西の文献などを通じて日本人の「こころ」と「からだ」を研究されている能楽師・安田登氏と、元プロ陸上選手の為末大氏が、能に秘められた日本古来の身体感覚から、これからの「こころ」「からだ」を読み解きます。

第3位/IDEO: Designing Human Experiences
~すべては人への好奇心(curiosity)から始まる~

※2016年6月開催/2016年7月日本語版、2016年10月英語版公開



世界的なデザイン会社、IDEOが提唱する「デザイン思考」は、ビジネスにイノベーションを起こす方法として注目されています。
IDEOの仕事は、curious(好奇心旺盛)であることが求められ、また自分の仕事がどれだけのインパクトを与えられるかという視点が大切なのだそう。

潜在的な人々の欲求に応えるために、もっとも重要なこととは一体何なのでしょうか?
申込が殺到し、人々の関心の高さが伺われたIDEO TokyoのGregory Perez氏を迎えたセッションレポートは、日本語でも英語でもお読みいただけます。



サイバーエージェントとテレビ朝日が共同事業として手掛け、2016年4月の開局以降、異例のスピードで普及しているインターネット放送局AbemaTV。テレビを見ないといわれる若い世代に人気があるということでも注目されています。

「旬なビジネストレンド」の最前線にいるゲストをお招きし、「iPodの仕掛け人」として知られる前刀禎明氏のファシリテーションで深く掘り下げて議論する“ビジネス・チャレンジ・シリーズ”の第1回は、そのAbemaTVにフォーカスしました。



2014年秋、オックスフォード大学から出された論文には、「現在ある仕事の約半分は人工知能(AI)に取って代わられる」とあり、10~20年後に消える職業、なくなる仕事が羅列されていました。イーロン・マスクやスティーヴン・ホーキング博士も、AIがもたらす脅威についてたびたび指摘しています。はたして、AIは人類にとって脅威となるのでしょうか?

それを考えるためには、「AIとは何か?」「AIには何ができるのか?」を知ることが大切です。脳科学と最新のビジネスに精通する安宅和人氏と為末大氏。AIをテーマに、未来のビジネスと学びを展望するトークです。


すべての講義録・レポートランキング
公開から時を経て、なお読まれるこの講義録TOP5から、いまの時代の問題意識が透けて見えてくるようです。


「いま求められているのは、教育ではなく、学びだ」と語るMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボの伊藤穰一(Joi Ito)氏に、MITメディアラボが目指す「学び」についてお話いただいています。


 
私たちを襲う「想定外」の危機は、地震や津波、原発事故だけではありません。情報化・グローバル化の進展による危機の可能性は、日々高まっています。船橋洋一氏ら日本再建イニシアティブのプロジェクトは、国家的危機の最悪のシナリオから、現在の日本社会が抱える危機対応の盲点をあぶり出しています。


 
問題解決能力の必要性が叫ばれる中、「そもそも解こうとしている問題が間違っていたら?」と疑問を呈する一冊『論点思考』を上梓した内田氏に、これからの時代のビジネスパーソンに必須とされる「問題設定の技術」についてお話頂きました。


 
鋼鉄よりも高い強度と、ナイロンのような高い伸度を兼ね備える「クモの糸」。脱石油の新素材として注目され、世界中の研究者が挑みましたが、実用化には至りませんでした。この難題に世界で初めて成功したのが、山形県のベンチャー企業スパイバーです。極秘に進められてきたという、人工合成クモ糸プロジェクトの全貌をご覧ください。


 
世界を相手にビジネスを行うためには、語学力だけでなく、多様な背景や価値観をもつ人々と協働するためのスキルが求められます。ロッシェル・カップ氏は、海外進出する日本企業や日本人とビジネスを行う海外企業のクライアントを数多くもち、長年にわたりコンサルティングを行ってきました。カップ氏に外国人とのコミュニケーションにおけるポイントを詳しく解説していただきました。