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9年目を迎えた「カーティス教授の政治シリーズ」。

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アカデミーヒルズ スタッフの活動レポート
文・写真/kumada

2006年から毎年3回の講演。通算25回目!



コロンビア大学教授のジェラルド・カーティス先生。
1964年の初来日以来、日本政治の研究者として約半世紀。カーティス教授の著書『政治と秋刀魚』や、『代議士の誕生』は、日本語で綴った日本政治論。日本の政治、特に選挙制度の在り方、日本の政党政治の特徴など、多面的視点からわかりやすく論じられています。
約10年前より、1年の半分をコロンビア大学で教鞭をとり、半分を日本に軸足を置きながら、東アジアを中心にフィールドワークを実施される生活を貫かれています。


その日本に滞在される半年の間に、アカデミーヒルズのライブラリーメンバーを対象に、年3回ほど日本の政治、外交について語っていただくのが、この「カーティス教授の政治」シリーズです。

2014年は3月、4月に開催しました。


2014年の第1回は3月13日に開催。
嵐のような天候でしたが、多くのメンバーにお越しいただきました。
テーマは「日中・日韓関係」。昨年末の安倍首相による靖国神社参拝、中国による東シナ海の防空識別圏設定、北朝鮮の核・ミサイルの開発問題、改善の見通しが立たない日韓関係、そして米国のアジア外交戦略など日本を取り巻く環境が目まぐるしく変わる状況において、日本の外交の現状そして今後について、大きな流れの中でお話いただきました。

そして、第2回は4月14日。
1回目終了後にカーティス先生は中国を訪問されました。そして日本では、安倍首相をはじめ多くの政治家と意見交換をされたそうです。その活動の中で、カーティス先生が感じられたことを率直にお話いただきました。
第2回の講演では、「私は、日本の文化、社会、価値観にとても魅かれている。政治という窓から日本という国を見つめ、考えているのです。」とコメントされ、カーティス先生の日本に対する愛情を感じました。

カーティス先生の3つの仮説。

カーティス先生は3つの仮説を立てて、今の日本の政治・外交を捉えているそうです。

①安部外交を従来の日本外交と比べた場合、そんなに違うのか?
⇒「安部政権だから」というよりも、「日本を取り巻く国際環境が変わった」ために、日本外交も変化している。

②日米同盟は以前よりも重要性を増しているのか?
⇒重要性は増している。同盟関係を維持するために何をすべきかを真剣に考える必要がある。

③中国は日米同盟をどのように見ているか?
⇒中国が強くなって、日米同盟に対する考えも変化している。

カーティス先生は、9月中旬まで一旦ニューヨークに戻られて、秋に再度来日されます。今年(2014年)の第3回は11月頃に開催する予定です。
そのときに、上記の仮説をどのように検証されているのでしょうか?
ライブラリー会員の皆さま、お楽しみに!!


アカデミーヒルズのライブラリーでは、メンバー対象のイベントを、今年も多様なスタイルで企画しています。
メンバーの皆さんのご参加をお待ちしています!

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