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六本木ヒルズの秋のアートイベント「六本木アートカレッジ1DAY」体験レポート!

活動レポート文化

アカデミーヒルズ スタッフの活動レポート
文/河上
写真/御厨信一郎 


2013年は、 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まり、未来を考えるスタートの年となったのではないでしょうか。
昨年、時を同じくして開催した六本木アートカレッジでは、アート、デザイン、ファッション、IT、伝統芸能などのジャンルを越えてあつまったオピニオンリーダーが、今考えていること、そして未来に向けたメッセージを発信しました。本日は、スタッフが見た六本木アートカレッジ1DAYの見どころをご紹介します!

キーワードは、新結合。コラボレーションが未来を創る。


朝から多くの方がオープニングトークに参加しました

能と花と音楽がミックス。
これまでに体験したことのない空間に

今年は、「おもしろい未来がやってくる」というテーマのもと、異なるジャンルの20講座を開催。
その中で、複数の講座で新結合、コラボレーションの可能性について語られていたように思います。
オープニングトーク「伝統が未来を創る ~文化とアートの新結合~」 では、NHK大河ドラマ「龍馬伝」や、「美の壺」などの題字が話題となり、従来の書を飛び越えた活動で国内外で活躍中の、紫舟氏が登場。紫舟氏は、世界で書を発信する中で、書とアートを繋げることによって、それまで極東の文化のひとつとして捉えられていた書の可能性を拓きました。

かたや、「日本の「継ぐ」を考える~能と、花と、音楽と~」で夏目漱石の『夢十夜』をご披露いただいた能楽師・ワキ方の安田登氏は、「能は長い歴史を経て、その時代に合わせながらも型を守り続けてきました。これまで伝統文化は他とのコラボレーションをしながらも、上手に取り込み積み上げ伝承してきた」と話します。しかし、最近はその積み上げるレイヤーが薄いため、他の文化に取り込まれてしまうかもしれないと危惧。日本の文化は、コラボレーションを重ねても本質を失わず伝承されてきたことを感じ、日本の文化をしっかりと知った上で伝承していかなければ、日本のよき文化を守れないのだと改めて感じました。

アートカレッジならでは!スペシャルゲストによるトークセッション!


左)作家・エッセイストの阿川佐和子氏 右)クリエイティブディレクターの水野学氏

左)詩人の谷川俊太郎氏  右)歌手の一青窈氏

作家・エッセイストの阿川佐和子氏とクリエイティブディレクターの水野学氏によるトーク「コミュニケーションとデザインの未来」ではお二人の軽快なトークに会場の空気が暖まります。お二人の素敵な笑顔がとても印象的でした。「聞く」スペシャリストである阿川氏ですが、対談の中で水野さんも「聞く力を付けることでで自分が持つ力以上のものを作りだせる」とコミュニケーションがイノベーションを生むことを指摘。「くまモン」を生み出した水野氏ならではのお話がたくさん飛び出しました。

そして、エンディングトーク、「詩歌の未来 ~ポエジーのゆくえ~」 には、詩人の谷川俊太郎氏、歌手の一青窈氏、そしてトークのナビゲーターとしてナナロク社代表の村井光男氏が登場。詩、言葉にまつわるたくさんの質問にお答えいただきました。言葉を紡ぐお二人が織りなすゆったりとした時間。お二人に詩を朗読いただくなどサプライズもありました。谷川氏の「生きる」を間近で聞くことができ、会場の参加者の皆さんも感動されていました。

六本木アートカレッジのデータをチェック!

20代~30代の男女が積極的に参加

六本木アートカレッジでは、朝から夜まで1日かけで複数講座を受講をする人が多く、平均講座は3~4講座!アート関連の講座を積極的に楽しみ、視野を広げる人が多数いることがわかります。

【全20講座の中で、当日人気だった講座TOP3を発表!】
1.「詩歌の未来~ポエジーのゆくえ~」 谷川俊太郎(詩人)/一青窈(歌手)/村井光男(ナナロク社)
2.「コミュニケーションとデザインの未来」 水野学(クリエイティブディレクター)/阿川佐和子(作家・エッセイスト)
3.「伝統が未来を創る ~文化とアートの新結合~」 紫舟(書家) /竹中平蔵(アカデミーヒルズ理事長/慶應大学教授)

今年は、伝統文化・芸能、ファッション、文学のジャンルに加えて、JAXAが提供する宇宙×アートのプログラムも人気を集めていました。

質疑応答も積極的に行われました

エンディングトークには長蛇の列が・・・

また、六本木アートカレッジは、年齢性別を越えてたくさんの方に参加いただいておりますが、女性の積極的な参加が目立つのも特徴の一つです。

【男女比】
男性 37%
女性 63%

【年齢比】
20代 28%
30代 39%
40代 22%
50代  9%
60代  2%

【参加者の声】
 ※2013年参加者アンケートより抜粋

・どの講義も刺激的であっという間に時間がたっている印象だった。単純に知らないことを沢山知ることができたという面白さもあったが、加えて未来をちょっと面白く想像するキッカケになった。
・どのセッションも短いと感じるぐらい話が面白く、分野も多岐にわたるものだったので、とても充実していた。
・普段聴けない方からライブで話が聞けるのは貴重な体験で、ポジティブに自分に働く気がしたから。同じような体験をしたいと思ってる人がこんなにも多いことをうれしく思いました。


たくさんの方のご協力のもと、六本木アートカレッジ2013を終了することができました。
2014年も引き続き開催予定でおりますので、ご興味ある方はご参加いただけますと幸いです。六本木アートカレッジは、1DAYイベントの他、セミナーシリーズも定期的に開催しています。
現在、「本当はクリエイティブな禅 ~禅とデザインを学ぶ~」「2014:世界のアートを動かす、TOP25」「なぜ?手に負えない愛すべき芸術家たち」 のセミナーで参加者を募集しております。人気講座となっておりますので、お申込ご希望の方はお早目に!

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