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12月開催のライブラリートークレポート

~ライブラリーメンバー限定:旬な話題や情報をお届けするライブラリートーク~

ライブラリートーク

六本木ライブラリーメンバー、平河町ライブラリーメンバーを対象に開催している「ライブラリートーク」。話題の書籍の著者や、旬なスピーカー、魅力的なライブラリーメンバーなどが情報発信する場です。今回は、12月に開催したライブラリートークの中から「マイクロファイナンス-世界から貧困をなくすため、日本人ができること- 」をご紹介します。

12月6日開催 マイクロファイナンス-世界から貧困をなくすため、日本人ができること-


左)山本聡さん(大和証券株式会社 商品企画部)

右)五十嵐琢也さん(東京海上アセットマネジメント投信)



世界では、貧困問題の解決のために様々な取り組みが行われています。
2006年、マイクロクレジットのビジネスモデルを確立したグラミン銀行のムハマド・ユヌス総裁がノーベル平和賞を授与したことがきっかけとなり、マイクロクレジット・マイクロファイナンス、そしてソーシャル・ビジネスという言葉が世に広く知られるようになりました。

今回のライブラリートークでは、公的機関やNPO法人ではなく民間の企業が連携し開発した日本初のマイクロファイナンスに投資を行う「大和マイクロファイナンス・ファンド」の開発に携わる3名に、今日本人が世界の貧困問題を前に出来ることについてお話しいただきました。

先進国の資金が少しずつマイクロファイナンスに向かっている


右)雨宮寛さん(DWMアセット・マネジメント 日本代表)
世界の人口の約1%が世界の約20%の資金を保有していると言われています。「このお金を使えれば何か変えられる」と開発者のお一人である大和証券の山本聡さんは話します。
商品の設定・運用をされている東京海上アセットマネジメント投信の五十嵐琢也さんや、現地に赴き投資リスクを低減するために決め細やかな調査を行い適正評価を行なっているDWMアセット・マネジメント日本代表の雨宮寛さんも加わり、ひとつの商品が生まれるまでの誕生秘話についてお話いただきました。

このような様々な活動の結果、今、世界の資金が少しずつマイクロファイナンスに向かいつつあるといいます。世界の貧困問題解決のために、日本企業が一歩踏み出したという事実に、参加者からは多くの共感が寄せられました。

投資のリターンと貧困撲滅出来るという社会へのリターン、その両方が叶う可能性があるマイクロファイナンスについて開発者の熱意とともに深く理解できる一夜となりました。

12月開催 その他のライブラリートーク

その他に、六本木ライブラリーメンバーの財津正人による「世界中を図書館に! ~ブッククロッシングの可能性を考える 今、本はようやくスタート地点に立った~」 、朗読シリーズとして人気の「朗読と楽しむ日本の文学--『春は馬車に乗って』-- 」を開催しました。

六本木ライブラリーでは、ライブラリーメンバー対象に新たな知を発見する場として毎月3回~4回ライブラリートークを開催しております。2月は、毎年開催しているジェラルド・カーティス教授の日本の政治シリーズなども開催する予定です。
過去のライブラリートークのレポートはこちらからご覧いただけます。

関連書籍

余震 アフターショック

ロバート・B・ライシュ【著】,雨宮寛【訳】,今井章子【訳】
東洋経済新報社

貧困からの自由—世界最大のNGO‐BRACとアベッド総裁の軌跡

スマイリー,イアン【著】,笠原清志【監訳】,立木勝【訳】
明石書店


グローバル化を超えて—脱成長期 日本の選択

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今回レポートした「ライブラリートーク」をはじめとしたイベント、ネットワーキングの場としても活用されています。

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