8月1日に開催した「ラテラルシンキング入門～先の見えない時代にこそ成果を上げてきた思考法とは？～」では、六本木ライブラリーメンバーの木村尚義さんにお話いただきました。

学校や会社ではロジカルシンキングを勉強してきましたが、ラテラルシンキングというあまり聞きなれない言葉です。ラテラルシンキングとは、水平思考と呼ばれるもので、ロジカルシンキングに慣れ親しんでいる私たちは最初戸惑うかもしれません。木村さんは、参加者に、「みかん13個を3等分にするにはどうすればよいでしょう」と質問。 人によって考え方は様々ですが、固定概念にとらわれずに多くの解決方法を考えられるか、地頭力が試されました。ラテラルシンキングについて詳しく知りたい方は、『ずるい考え方　～ゼロから始めるラテラルシンキング入門～』をご覧ください。

その他に、英語を使い中国人とのビジネスを進めていく際に必要となる異文化の理解をテーマとした、「ビジネスシーンで役立つ異文化コミュニケーション～Chinese Business Culture ワークショップ～」、ディスカバーブッククラブとコラボレーション企画の「検証東日本大震災　そのときソーシャルメディアは何を伝えたか？～風評被害とセキュリティ問題～」を開催しました。

9月12日に開催した「アスリート実践のメンタルトレーニング法 ～本番で実力を発揮するための3つの思考～」では、なでしこリーグなどで活躍の選手のメンタルトレーナーとしてご活躍の森川陽太郎さんに、プロも実践している思考方法についてお話いただきました。「いいイメージばかり持っていていてはいけない」と本番に挑む際にどのような気持ちを持つべきか、イメージをすれば良いのかお話いただきました。緊張を隠すのではなく、受け入れて本番のリアルな自分をイメージする。このような考え方はビジネスシーンでも重要になります。

9月27日に開催した「本田宗一郎が残したメッセージ」では、本田技研工業株式会社の松澤 正和さんに本田宗一郎氏の力強いメッセージを当時の映像とともにご紹介いただきました。HONDAの過渡期に発信されたメッセージには、HONDAの原点の考え方や、社員への愛情そして人間としての尊さなどが込められており、参加したメンバーからは感動の声が寄せられました。

9月はその他に、「グローバル・キャリアシリーズ　英語の音読でひらくグローバルキャリア」、「朗読と楽しむ日本の文学－梶井基次郎『檸檬』を中心に」を開催。バラエティーに富んだラインナップとなりました。