記事・レポート
活動レポート
シリーズ「VISIONARY INSTITUTE-2010 WorldCafe」
第9回「未来を創造する力」
ライブラリートーク
ファシリテーター:薄羽 美江(株式会社エムシープランニング代表取締役 / 六本木ライブラリーメンバー /
VISIONARY INSTITUTE ムーンソサエティ・メンバー)
開催日:2010年12月02日(木)
企 画:株式会社エムシープランニング
協 力:株式会社国際ホスピタリティ研究センター / 株式会社ヒューマンバリューガーデナーズ
■「VISIONARY INSTITUTE - 2010」プロジェクトとは?
VISIONARY INSTITUTEは、2010年、私たちの社会の分断されてしまった価値観や意識をあらためて見つめ直し、統合し、意識変革をめざして、人と人のつながり、発想の共有、学び続ける共同体をめざす学習機会として発足されました。
現代日本の私たちが、今、どこに位置しているのか。その由来と将来−どこから来てこれからどこへ向かおうとしているのか −私達の営みの過去・現在・未来を統合的に通観する学習機会として、『今、私達が学んでおかなくてはならないこと』をテーマに、時代をリードする9名の識者を招いてセミナーを開催。
その全体プログラムの設計提供を務めるファシリテーター薄羽美江さんにより、セミナーの開催日前後に、ライブラリーメンバーを対象にしたライブラリートーク「VISIONARY INSTITUTE–2010 World Cafe」が回を重ねて開催されています。
毎回、各講師陣の思想や推薦書籍が編集的に紹介され、セミナーのサマリーを通じて、ファシリテーターから提供されるテーマについて、このワールドカフェでメンバー同士が自在な対話を繰り返すことで、セミナーだけが独立して完結するのではなく、その後に先生方の思想を自らの力とすることを繰り返し学習する連続したソーシャルラーニング機会として、今回の実施が9回目となりました。
このワールドカフェは、オープンな雰囲気の中、リラックスして対話ができるため、初めて会う人とも短い時間に気軽に会話を楽しむことが出来ます。この六本木ライブラリーでも、新たな試みとして初めてワールドカフェを開催することとなり、回を重ねるごとに新しいアイディアや人脈が生まれています。
更に、開催中に展開される対話内容や、ワールドカフェ終了後にもやりとりされる参加者同志の意見交換の状況は、“After World Cafe”として、別サイトで綿密に紹介され、参加者が自由に意見、想い、感想を述べ合った記録を一覧することもできます。
今回は、小惑星探査機『はやぶさ』プロジェクトの発足時から尽力され、広報担当として現場を見守りつづけた的川泰宣氏(JAXA名誉教授 / 技術参与)のセミナー「飛翔のイノベーション 未来を開発する宇宙探索」を受け、「VISIONARY INSTITUTE - 2010 World Cafe」第9回の様子をお伝えします。
※ライブラリメンバーの小城正裕さんも、このWorld Cafeに連続して参加され、毎回のまとめをご自身のブログで仔細にまとめてくださっています。
参加者の発想のマッピングを制作しながら、私たちの意識がどのように繋がりあい、結びあって、新たなアイディアに発展するのか、写真と共に興味深く編集されています。
現代日本の私たちが、今、どこに位置しているのか。その由来と将来−どこから来てこれからどこへ向かおうとしているのか −私達の営みの過去・現在・未来を統合的に通観する学習機会として、『今、私達が学んでおかなくてはならないこと』をテーマに、時代をリードする9名の識者を招いてセミナーを開催。
その全体プログラムの設計提供を務めるファシリテーター薄羽美江さんにより、セミナーの開催日前後に、ライブラリーメンバーを対象にしたライブラリートーク「VISIONARY INSTITUTE–2010 World Cafe」が回を重ねて開催されています。
毎回、各講師陣の思想や推薦書籍が編集的に紹介され、セミナーのサマリーを通じて、ファシリテーターから提供されるテーマについて、このワールドカフェでメンバー同士が自在な対話を繰り返すことで、セミナーだけが独立して完結するのではなく、その後に先生方の思想を自らの力とすることを繰り返し学習する連続したソーシャルラーニング機会として、今回の実施が9回目となりました。
このワールドカフェは、オープンな雰囲気の中、リラックスして対話ができるため、初めて会う人とも短い時間に気軽に会話を楽しむことが出来ます。この六本木ライブラリーでも、新たな試みとして初めてワールドカフェを開催することとなり、回を重ねるごとに新しいアイディアや人脈が生まれています。
更に、開催中に展開される対話内容や、ワールドカフェ終了後にもやりとりされる参加者同志の意見交換の状況は、“After World Cafe”として、別サイトで綿密に紹介され、参加者が自由に意見、想い、感想を述べ合った記録を一覧することもできます。
今回は、小惑星探査機『はやぶさ』プロジェクトの発足時から尽力され、広報担当として現場を見守りつづけた的川泰宣氏(JAXA名誉教授 / 技術参与)のセミナー「飛翔のイノベーション 未来を開発する宇宙探索」を受け、「VISIONARY INSTITUTE - 2010 World Cafe」第9回の様子をお伝えします。
※ライブラリメンバーの小城正裕さんも、このWorld Cafeに連続して参加され、毎回のまとめをご自身のブログで仔細にまとめてくださっています。
参加者の発想のマッピングを制作しながら、私たちの意識がどのように繋がりあい、結びあって、新たなアイディアに発展するのか、写真と共に興味深く編集されています。
- ライブラリメンバーの小城正裕さんのブログ
- BIZセミナー 「VISIONARY INSTITUTE - 2010 Seminar」第8回の詳細はこちら
- ライブラリートーク 「VISIONARY INSTITUTE - 2010 World Cafe」第1回の開催概要はこちら
- ライブラリートーク 「VISIONARY INSTITUTE - 2010 World Cafe」第2回の開催概要はこちら
- ライブラリートーク 「VISIONARY INSTITUTE - 2010 World Cafe」第3回の開催概要はこちら
- ライブラリートーク 「VISIONARY INSTITUTE - 2010 World Cafe」第4回の開催概要はこちら
- ライブラリートーク 「VISIONARY INSTITUTE - 2010 World Cafe」第5回の開催概要はこちら
- ライブラリートーク 「VISIONARY INSTITUTE - 2010 World Cafe」第6回の開催概要はこちら
- ライブラリートーク 「VISIONARY INSTITUTE - 2010 World Cafe」第7回の開催概要はこちら
- ライブラリートーク 「VISIONARY INSTITUTE - 2010 World Cafe」第8回の開催概要はこちら
第9回セミナー「飛翔のイノベーション 未来を開発する宇宙探索」を振り返り・・・
今回のライブラリートーク冒頭では、ワールドカフェに入る前に、11月24日に開催した的川泰宣氏のご講演「飛翔のイノベーション」のレビュー(振り返り)を、六本木ライブラリーのメンバーである寺沢和洋さんが行ってくださいました。寺沢さんは、ご自身もJAXAに非常勤で勤められており、是非今回のセミナーのレビューを担当したいと立候補してくださったのでした。
小惑星探査機「はやぶさ」が7年の旅の末、地球に帰還できたことは、最先端の技術を搭載したことに加えて、チームワーク、ミッションの共有、つまりは、若いスタッフでも意見、アイディアを自由に出し合え、最適な方法を選ぶという、目的を達成することが最優先としてチームが一丸となって動いていたことも重要な要素でした。
的川先生のご講演に感銘されて、様々なエピソード、トピックスを踏まえての寺沢さんの熱いレビューの後には、ファシリテーターの薄羽さんより、このはやぶさプロジェクトは、アメリカの学術雑誌『サイエンス』(2006年6月2日号)に、日本の惑星探査としては初の「イトカワ科学観測特集号」として発行され、日本は、失われた20年と言われて、世界への情報発信力が弱いと言われていますが、決してそんなことはない、というコメントが追加されました。
そして、いよいよ本日のテーマが発表され、自由対話のワールドカフェがスタートです。
小惑星探査機「はやぶさ」が7年の旅の末、地球に帰還できたことは、最先端の技術を搭載したことに加えて、チームワーク、ミッションの共有、つまりは、若いスタッフでも意見、アイディアを自由に出し合え、最適な方法を選ぶという、目的を達成することが最優先としてチームが一丸となって動いていたことも重要な要素でした。
的川先生のご講演に感銘されて、様々なエピソード、トピックスを踏まえての寺沢さんの熱いレビューの後には、ファシリテーターの薄羽さんより、このはやぶさプロジェクトは、アメリカの学術雑誌『サイエンス』(2006年6月2日号)に、日本の惑星探査としては初の「イトカワ科学観測特集号」として発行され、日本は、失われた20年と言われて、世界への情報発信力が弱いと言われていますが、決してそんなことはない、というコメントが追加されました。
そして、いよいよ本日のテーマが発表され、自由対話のワールドカフェがスタートです。
■第9回World Cafeのテーマ
現在・未来 私たちにとって『成功の法則』とはどのようなことですか?
そして、それを実現するには『何』が大事ですか?
今回は、5つのグループに分かれての対話。もちろん途中では、他花受粉(自分のグループから離れて別のグループで対話を進めること)もあり、ますます対話は進化・深化しました。
【グループによる対話のキーワード】
■Aチーム
・成功への希望 と 失敗への恐れ
(失敗を恐れてチャンレジしないことが一番良くないこと)
・自信を持ってチャンレジすること、リスクを取るマインド
・成功するためには、不屈の意志でチャンレジし続けること
■Bチーム
・成功の反対は、失敗ではなく、何もしないこと
・小さい目標を作って、成功体験を積み重ねること
・成功の定義は自分で決めればよい、
だから自分のやりたいこと、好きなことを続ければよい
■Cチーム
・個人の成功は自ら熱中すること、
チームの成功は皆が熱中すること
・目標に向かって熱中することが大切
・失敗したら方向転換するばいい、それは成功への一里塚
■Dチーム
・諦めない
・前向き、ポジティブな考え
・夢を持って、辛抱強く続ける
■Eチーム
・やりたいこと、好きなことを見つける
・やり続ける信念と力
・自己肯定・他者肯定
今回は、六本木ライブラリーのメンバーである清水久美子さんが、ちょっと早いクリスマスギフトとして、星型のクッキーを手作りしてくださいました。ステキなギフトをありがとうござます!
回を重ねるごとに、対話の密度は濃くなり、進化・深化していきます。
遂に次回(1月7日)は最終回となりました。どんな対話が繰り広げられるのか、楽しみですね。
【グループによる対話のキーワード】
■Aチーム
・成功への希望 と 失敗への恐れ
(失敗を恐れてチャンレジしないことが一番良くないこと)
・自信を持ってチャンレジすること、リスクを取るマインド
・成功するためには、不屈の意志でチャンレジし続けること
■Bチーム
・成功の反対は、失敗ではなく、何もしないこと
・小さい目標を作って、成功体験を積み重ねること
・成功の定義は自分で決めればよい、
だから自分のやりたいこと、好きなことを続ければよい
■Cチーム
・個人の成功は自ら熱中すること、
チームの成功は皆が熱中すること
・目標に向かって熱中することが大切
・失敗したら方向転換するばいい、それは成功への一里塚
■Dチーム
・諦めない
・前向き、ポジティブな考え
・夢を持って、辛抱強く続ける
■Eチーム
・やりたいこと、好きなことを見つける
・やり続ける信念と力
・自己肯定・他者肯定
今回は、六本木ライブラリーのメンバーである清水久美子さんが、ちょっと早いクリスマスギフトとして、星型のクッキーを手作りしてくださいました。ステキなギフトをありがとうござます!
回を重ねるごとに、対話の密度は濃くなり、進化・深化していきます。
遂に次回(1月7日)は最終回となりました。どんな対話が繰り広げられるのか、楽しみですね。
関連書籍
宇宙からの伝言—いのちを大切にするということ
的川泰宣数研出版
六本木ライブラリー メンバー募集中!
今回レポートした「ライブラリートーク」をはじめとしたイベント、ネットワーキングの場としても活用されています。
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六本木ライブラリーのメンバー向けイベント、ライブラリートーク。レポートはこちらからご覧いただけます。
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