六本木ヒルズライブラリー

みんなに紹介したいヨーロッパに関する情報

ヨーロッパ旅行研究会 2019年2月の定例会

メンバーズ・コミュニティ
更新日 : 2019年05月09日 (木)

前半はメンバーから持ち込まれた一人15分程度のプチプレゼンでした。


 
まずトップバッターは会長の坂戸さんで「モンブラン旅行」でした。
 
2015年5月に設立された「Skyway」という標高3,700メートルの世界を楽しむロープウェイをご体験された時の模様です。3か国をまたぐアルプス山脈を一望できる光景には圧巻でした。このスカイウェイ、ただ高台から眺望を楽しむだけではなく素敵なテラスがありお酒を楽しんだり、ワンちゃんを一緒に連れて遊ばせたり、誰でも弾いて良いピアノが置いてあったり、と「ああ、ヨーロッパだな~」とその優雅な雰囲気を味わうことが出来る場所だそうです。



日常の喧騒を忘れさせてくれる素敵なウインターホリデイのご報告を有難うございました!

 



 
2番目は三林さんです!
 
三林さんからは「フランスの最も美しい村」をご紹介いただきました。
 

 
フランスには「美しい村」を認定する「協会」が存在し、そういった協会が「美しい村」と認定することによって観光地として推進されます。 なんとその認定された村の数は158にも上ります!三林さんは今までにその中の6つの村に訪問されました。ただそういった村々は交通が不便で行くのが大変。バスが一日に数本しか通っていない、など当たりまえ。それでも苦労して到着すれば喜びもひとしお、村の静寂さや趣のある街並みに感嘆のため息がこぼれます。

花の都パリも良いですが、行きにくいけど小さな田舎の村の美しさは日本のそれとはまた違う味わいがあります。とても行ってみたくなる素敵なプレゼンを有難うございました!
 
 



 
3番目の佐藤さんです!
 
佐藤さんからは今話題のルーマニアワインについてご紹介いただきました。
 
なんと佐藤さん、御縁あってルーマニアワインの勉強会にご参加されてきたそうです。ルーマニアは6000年前までに遡る古いワインの歴史を持ち、ワインは昔からルーマニア人の生活に欠かせない存在です。ワイン生産量もヨーロッパ5位(世界で10位)ということで国を挙げてプロモートしていてます。
その分類は細かく厳しいそうでDOC(=Denumire cu Origine Controlata - 保護原産地呼称)の規格に基づいて作られるそうです。ある生産地では酸化防止剤を使わないというこだわりを持ち、その製法は特殊で高地で取れたブドウ液を、作ってから15分以内にポンプを使わずに重力を使って流す、という方法で樽に詰め醸造させるそうです。佐藤さん曰く「香りもしっかりしている」そうです。飲んでみたいものですね!代表的な品種はピノ、カベルネ、シャルドネ、ゲブルツトラミナー、西ヨーロッパに無い品種もあるそうです。
ワインのみならず蒸留酒も2000年以上の歴史を持ち、他にも蜂蜜、天然ジャムなどの生産も有名です。ルーマニアワインを飲みながら歴史上の人物などに想いを馳せる、なんていう時間を過ごすのも良いですよね。
 
佐藤さん、貴重なトピックでのプレゼンを有難うございました!





 
最後は畠山さん。
 
畠山さんからはアイスランドの旅をご紹介いただきました。
アイスランドの面積ですが北海道より少し大きいくらい。治安も良く、人口35万、「氷と火の国」と呼ばれます。
北欧はやはり物価が高く、手頃なホステルに泊まったところそこにはレセプションがいない、暗証番号で入る、というシステムだったそうです。
 
おススメはオーロラです!なんと現地ツアーで「オーロラ見れるまで何回も行ってもOK!」というツアーがあるそうです。時間に余裕のある方はいかがでしょう。。。?
レイキャヴィークでしたら比較的気温はマイルド(0.1度くらい)で快適にオーロラを見れるそうです。また有名な観光地として「ゴールデン・サークル」という一帯があります。そこはアイスランド南西部に位置し間欠泉が美しい人気スポットです。旅行でのお楽しみは食事ですがアイスランドでは国鳥のpuffinを食べます。見かけがかわいいので心が痛みますが。。美味しいそうです!トナカイ、クジラも大事な食糧として食されます。建築では高さ75メートルもあるハットグリム教会は息を飲むような美しさです。
また荘厳なブルーラグーンのご紹介もしていただきました。大地への畏敬の念が伝わる場所の数々をご紹介いただきました。有難うございました!


 

 
さて最後は今回のゲストスピーカーの梁瀬さんです。
 
梁瀬さんは会長の坂戸さんと大学で同じクラスだったという同級生。この夜はなんと23年ぶりの再会でした!!
現在梁瀬さんはイタリアの会社との取引をされていて、頻繁にイタリアに訪問されるそうです。今回は訪問先企業のケータリング(社食)の紹介です。
ご紹介いただいたイタリアの会社は「IMA社」というパッケージング(超高速でティーバッグや食品を箱詰め/包装/のりづけ等)の会社です。日本にも伊藤園に製品を輸出しているそうです。

 

 
さてIMA社の社食紹介です。。。
カラフルな食堂でメニューは毎日変わります。パスタ、お肉、シーフード、フルーツは山盛り、バリエーションも豊富。しかもポルチーニもお好きなだけ食べてOK!そして驚くのはその料金です。なんと30円~40円!本当の意味での大盤振舞ですね!世界中からのVIPも訪問されるそうで、それに対応できるようにシェフ達がメニューを作ります。様々なリクエストにも対応してくれますし、ソムリエも駐在しています。もう社食レベルではなく5ツ星ホテルのキッチンの様です。。。
 
またプロジェクトが難航する場合、接待しお酒を飲ませてクライアントを早く帰して、そのあと仕事をする、といった隠し技もこの素晴らしい社食だから出来る事。IMA社の展示会では豪華なビュッフェを提供しクライアントの方々を喜ばしているそうです。さすが食の国イタリア!社食を通じて社員、クライアントのお腹もハッピーにしようと努力している様子が伝わって参りました。
 
梁瀬さん、なかなか垣間見ることのできないイタリア企業の社食風景をシェアしていただき誠に有難うございました!