セミナー・イベント
VISIONARY INSTITUTE
第9回 創成のイノベーション 未来に継承するリベラルアーツ
BIZセミナー
教養
文化
VISIONARY INSTITUTE(ヴィジョナリー・インスティテュート)は、私達の過去・現在・未来を統合的にとらえ、「今、私達が学んでおかなくてはならないこと」を創発し、よりよい未来への卓見力を育み、次世代に伝承してゆく、本質的な価値創造を志向する学習機会です。
日時
2010年12月20日
(月)
19:00~20:30
内容
第9回 創成のイノベーション 未来に継承するリベラルアーツ
「今、私達が学んでおかなくてはならないこと~確かな未来創造へのマイルストーン」と題して、有識者の方々をお迎えし 、2010年4月より連続セミナーを開催してきたVISIONARY INSTITUTE 2010 Seminar。
全9回シリーズの最終回となる今回は、宇宙創成のゆらぎの研究で知られる宇宙物理学者の佐治晴夫氏をお迎えし 、リベラルアーツに学ぶ私達のインテリジェンスマネジメントについてお話いただきます。
「私たちはどこから来てどこに行くのか」という根本命題と共に、リベラルアーツ、教養や芸術が私達に何をもたらすのか、その学問を通じて統合されゆく私たちの知性と感性の未来について、解き明かしていただきます。
佐治氏は元NASA客員研究員として、宇宙探査機ボイジャー計画、E.T.(地球外生命)探査プロジェクトにも参画。NASAの地球外文明探査では、E.T.との対話に“ゆらぎ”の音楽を使うという提案が注目を浴び、ボイジャーに搭載された地球文明を発信するレコードに、バッハのプレリュードが収録されました。
理性と情緒が融け合う芸術教育を平和教育の根幹とされ、そこに宇宙研究を位置づけて精力的に活動を続けられる佐治氏は、宇宙と私たち人類の関わりを、知と心、マクロとミクロの視点で通観し、人類の公正・公平の発想を3つの気づきから提唱されています。
第一番は、「すべては、一つのものから始まった」という証明可能な観測的事実。
第二番は、その根源が一つであるのならば、すべては同じものから枝分かれしてきたのだから「すべては互いに関わり合っている」ということ。
第三番は、そのために多様なものが共存することのなかで、それらが安定して存在するには、相反する性質の共存が条件となる「すべての存在、ものごとは例外なく相反するものがバランスをとりながら実在している」ということ。
本年のVISIONARY INSTITUTE2010 Seminarでは、私たちに日々の営みが、どのような未来づくりへとつながるのかを提議してきました。その初回を務めていただいた野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)は「リベラルアーツこそ、現代、実に大事である」と示されています。
佐治氏は、かつて企業における研究員としてVTR3倍速ヘッドの開発や、ゆらぎの家電製品開発にも貢献されました。多くのトップ経営者と共に世の中を変えるものづくりの着想を得て来られた佐治氏のエピソードには、トップ経営者が、その教養の深さによって優れた経営を実現し得てきた先人の深化・進化のプロセスを学ぶ機会ともなるでしょう。
全9回シリーズの最終回となる今回は、宇宙創成のゆらぎの研究で知られる宇宙物理学者の佐治晴夫氏をお迎えし 、リベラルアーツに学ぶ私達のインテリジェンスマネジメントについてお話いただきます。
「私たちはどこから来てどこに行くのか」という根本命題と共に、リベラルアーツ、教養や芸術が私達に何をもたらすのか、その学問を通じて統合されゆく私たちの知性と感性の未来について、解き明かしていただきます。
佐治氏は元NASA客員研究員として、宇宙探査機ボイジャー計画、E.T.(地球外生命)探査プロジェクトにも参画。NASAの地球外文明探査では、E.T.との対話に“ゆらぎ”の音楽を使うという提案が注目を浴び、ボイジャーに搭載された地球文明を発信するレコードに、バッハのプレリュードが収録されました。
理性と情緒が融け合う芸術教育を平和教育の根幹とされ、そこに宇宙研究を位置づけて精力的に活動を続けられる佐治氏は、宇宙と私たち人類の関わりを、知と心、マクロとミクロの視点で通観し、人類の公正・公平の発想を3つの気づきから提唱されています。
第一番は、「すべては、一つのものから始まった」という証明可能な観測的事実。
第二番は、その根源が一つであるのならば、すべては同じものから枝分かれしてきたのだから「すべては互いに関わり合っている」ということ。
第三番は、そのために多様なものが共存することのなかで、それらが安定して存在するには、相反する性質の共存が条件となる「すべての存在、ものごとは例外なく相反するものがバランスをとりながら実在している」ということ。
本年のVISIONARY INSTITUTE2010 Seminarでは、私たちに日々の営みが、どのような未来づくりへとつながるのかを提議してきました。その初回を務めていただいた野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)は「リベラルアーツこそ、現代、実に大事である」と示されています。
佐治氏は、かつて企業における研究員としてVTR3倍速ヘッドの開発や、ゆらぎの家電製品開発にも貢献されました。多くのトップ経営者と共に世の中を変えるものづくりの着想を得て来られた佐治氏のエピソードには、トップ経営者が、その教養の深さによって優れた経営を実現し得てきた先人の深化・進化のプロセスを学ぶ機会ともなるでしょう。
私達の日々の生産活動や経営の根幹を、『知識創造』と捉えてスタートさせたVISIONARY INSTITUTEは、初回からこれまでに、経営視点、デザイン・アート視点・文化視点・相互尊重視点・情報編集視点・人財開発視点・生産開発視点と、正解なき時代の組織・社会・環境・情報づくりのノウハウを実践的に広く解き明かし、その組織・環境を支える創造性のなかに私たちの本質的あり方を探り、確かな行動力となる新たな価値創造に向かうエッセンスを尋ねてきました。
本VISIONARY INSTITUTEが目指している連続セミナーの、これまでの一連のエッセンスが、ひとつながりとなる最終回。過去の「それまで」の方法を、未来の「これから」の方法へ。「わかる」と「かわる」、その変化を担う私たち自身のマインド・イノベーションは、根本に立ち返ることで、どこか懐かしくも新しい力強い発想への確かなヒントを得ていただけることでしょう。
本VISIONARY INSTITUTEが目指している連続セミナーの、これまでの一連のエッセンスが、ひとつながりとなる最終回。過去の「それまで」の方法を、未来の「これから」の方法へ。「わかる」と「かわる」、その変化を担う私たち自身のマインド・イノベーションは、根本に立ち返ることで、どこか懐かしくも新しい力強い発想への確かなヒントを得ていただけることでしょう。
VISIONARY INSTITUTE - 2010 Seminar~今までに開催されたセミナー~
現在、社会や組織のいたるところで、私達が気づきはじめている「断絶」。その克服と、「一体性」の回復に向けて、有識者の多角的視点から現代をみつめ直し、私達一人ひとりが過去・現在・未来を統合的に通観し、よりよい未来への卓見力を育くもうという本セミナーでは、リーダーが何を実行するか、どのように実行するかだけではなく、私達一人一人が個人としても集団としても自らは何者なのか、行動を生み出す心の源泉は何であるかという根本価値にこそ気づき、その能力を高め行くことを目指してきました。
2010年4月から11月までのシリーズセミナーでは、
第1回/実践知に本質的視点を発見する『美徳の経営』論
第2回/異文化視点により本質的価値を際立たせる『日本のデザイン』論
第3回/アートの先端視点により意識の進化問題を振り返る『人と環境のコミュニケーション』論
第4回/知性の統合視点から文化資本を卓見する『未来をつくるイノベーションのための文化』論
第5回/自他の非分離の述語視点から新たな社会関係を創造する『存在のホスピタリティ』論
2010年4月から11月までのシリーズセミナーでは、
第1回/実践知に本質的視点を発見する『美徳の経営』論
第2回/異文化視点により本質的価値を際立たせる『日本のデザイン』論
第3回/アートの先端視点により意識の進化問題を振り返る『人と環境のコミュニケーション』論
第4回/知性の統合視点から文化資本を卓見する『未来をつくるイノベーションのための文化』論
第5回/自他の非分離の述語視点から新たな社会関係を創造する『存在のホスピタリティ』論
第6回/不可視の過去の叡智を甦らせて現代の知識創造に向かう『言語と文脈』の情報編集的アプローチ
第7回/正解のない現代に状況適応力を高める能力開発に向かう『組織と人財』の社会変革的アプローチ
第8回/世界に誇る『はやぶさ』の問題解決的プロジェクトマネジメント
と回を重ねて来ました。
私たちが学んでおかなくてはならない本質的な知識創造と共に、いよいよその知識創造を実践的卓見へと創発・跳躍させる各回のセミナーは、実施後のアンケート調査において、全回ご参加者の98%がとても満足・満足の好評を示されました。この極めて高い評価が得られたシリーズセミナーのいよいよ最終回は、本物の科学者が本物の科学を通じてリベラルアーツの豊かなギフトを私達が受け取ることのできる12月のクリスマスレクチュアとなります。ぜひ、大切な方とご一緒に私達の内的充実と未来への闊達な創造力を得て、よりよい新たな年をお迎えください。
第7回/正解のない現代に状況適応力を高める能力開発に向かう『組織と人財』の社会変革的アプローチ
第8回/世界に誇る『はやぶさ』の問題解決的プロジェクトマネジメント
と回を重ねて来ました。
私たちが学んでおかなくてはならない本質的な知識創造と共に、いよいよその知識創造を実践的卓見へと創発・跳躍させる各回のセミナーは、実施後のアンケート調査において、全回ご参加者の98%がとても満足・満足の好評を示されました。この極めて高い評価が得られたシリーズセミナーのいよいよ最終回は、本物の科学者が本物の科学を通じてリベラルアーツの豊かなギフトを私達が受け取ることのできる12月のクリスマスレクチュアとなります。ぜひ、大切な方とご一緒に私達の内的充実と未来への闊達な創造力を得て、よりよい新たな年をお迎えください。
ライブラリートーク「VISIONARY INSTITUTE–2010 World Cafe」
VISIONARY INSTITUTE 2010 Seminarでは、毎回セミナー実施前後に、各セミナーの講演内容に学んだ本質的価値を定め、ライブラリーメンバーとファシリテーターによるWorld Cafeを連続開催してきました。「私達の未来創造」について、真摯な対話を継続して重ねています。
『経済行為とは?』『変容とは?』『日本が変わるためには?』『母なるものとは何ですか?父なるものとは何ですか?』『私達が本質的に学ばなくてはならないことは?』など、多彩なテーマを設定し、そこに一貫して通底する問題意識や解決策をめぐり、毎回活発な意見交換が活気に満ちて、実りある対話が重ねられてきました。
それは、それまでの気づきや発想を更に発展生成させる、まさに意識変容(マインドイノベーション)が、参加者同志の中で実感されつつあるものです。
これまでのプロセスから、いよいよ本年後半のVISIONARY INSTITUTEにおいては、『日本とは』『日本人とは何であるのか』『世界の中の日本・日本の中の世界』『私達にとってかけがえのないもの』という本質的な文化視点について、今、私達が実践的に何にどのように向かうことができるのか探究に取組んでゆきます。
この一連のWorld Cafeの取組みと識者によるシリーズセミナーの実施概要は、2011年、皆様と共に歩んだ成果を精華として一冊の書籍づくりに向かう予定です。
ぜひ、その毎回のVISIONARY INSTITUTE開催のリアルな場で、共に本質的・実際的な経験価値を高めてください。一般の方も見学をお申し込みいただけます。
最終回は2011年1月7日に開催されます。
これまでのVISIONARY INSTITUTEを振り返り総括が行なわれ、参加者の方々の中から生まれた創造的発想や行動についても発表される予定です。
つながる・ふれあう・わかちあいの豊かな創造的時空間を、ご一緒にご体験ください。
『経済行為とは?』『変容とは?』『日本が変わるためには?』『母なるものとは何ですか?父なるものとは何ですか?』『私達が本質的に学ばなくてはならないことは?』など、多彩なテーマを設定し、そこに一貫して通底する問題意識や解決策をめぐり、毎回活発な意見交換が活気に満ちて、実りある対話が重ねられてきました。
それは、それまでの気づきや発想を更に発展生成させる、まさに意識変容(マインドイノベーション)が、参加者同志の中で実感されつつあるものです。
これまでのプロセスから、いよいよ本年後半のVISIONARY INSTITUTEにおいては、『日本とは』『日本人とは何であるのか』『世界の中の日本・日本の中の世界』『私達にとってかけがえのないもの』という本質的な文化視点について、今、私達が実践的に何にどのように向かうことができるのか探究に取組んでゆきます。
この一連のWorld Cafeの取組みと識者によるシリーズセミナーの実施概要は、2011年、皆様と共に歩んだ成果を精華として一冊の書籍づくりに向かう予定です。
ぜひ、その毎回のVISIONARY INSTITUTE開催のリアルな場で、共に本質的・実際的な経験価値を高めてください。一般の方も見学をお申し込みいただけます。
最終回は2011年1月7日に開催されます。
これまでのVISIONARY INSTITUTEを振り返り総括が行なわれ、参加者の方々の中から生まれた創造的発想や行動についても発表される予定です。
つながる・ふれあう・わかちあいの豊かな創造的時空間を、ご一緒にご体験ください。
参考図書
女性を宇宙は最初につくった
佐治晴夫春秋社
オピニオン
VISIONARY INSTITUTE - 2010 Seminar
2011年06月28日 (火)
宇宙創生の理論を応用して「3倍速VTR」や「1/fゆらぎ扇風機」を開発した佐治晴夫氏は、学問と企業の最前線でリベラル・アーツの重要性を感じたと言います。単なる教養ではなく、世の中を変えるものづくりに欠かせないリベラル・アーツとは一体どんなものなのでしょうか。大人気の授業ふうにお話しいただきました。- 第8章 人間とは何か?2011年07月11日 (月)
- 第7章 なぜ戦争はなくならないのか?2011年07月08日 (金)
- 第6章 心とは何か?2011年07月07日 (木)
講師紹介
開催実績
ヴァンダナ・シヴァ (環境運動家 / ナブダーニャ財団ファウンダー)
ハンス・ルドルフ・ヘレン (農学者 / 昆虫学者 / バイオヴィジョン財団ファウンダー)
アリス・カニングハム (NPO法人秀明インターナショナル国際プロジェクト エグゼクティブディレクター 国連NGO担当)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/12/12 (金)
ハンス・ルドルフ・ヘレン (農学者 / 昆虫学者 / バイオヴィジョン財団ファウンダー)
アリス・カニングハム (NPO法人秀明インターナショナル国際プロジェクト エグゼクティブディレクター 国連NGO担当)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/12/12 (金)
加藤重治 (前文部科学省国際統括官 / 日本ユネスコ国内委員会事務総長
)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/11/28 (金)
)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/11/28 (金)
竹村真一 (京都造形芸術大学教授 / Earth Literacy Program代表)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/06/13 (金)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/06/13 (金)
宮脇昭 (横浜国立大学名誉教授
公益財団法人地球環境戦略研究機関 国際生態学センター長)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/01/30 (木)
公益財団法人地球環境戦略研究機関 国際生態学センター長)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/01/30 (木)
島津光二 (日産グローバル株式会社取締役会長)
鮎川雅子 (日産グローバル株式会社代表取締役)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2013/06/18 (火)
鮎川雅子 (日産グローバル株式会社代表取締役)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2013/06/18 (火)
募集要項
日時 |
2010年12月20日
(月)
19:00~20:30 |
---|---|
受講料 |
5,000円 |
定員 | 200名
※定員になり次第締め切らせていただきます |
主催 |
|
プログラム提供 | |
協力 |
|
会場 |
アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) ※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。 |
お支払い方法
クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)
【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
- 電話番号 :
- 03-6406-6200
- サイトURL :
- お問合せ
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