VISIONARY INSTITUTE
第2回 異文化のイノベーション 未来を発見するデザイン
VISIONARY INSTITUTE(ヴィジョナリー・インスティテュート)は、私達の過去・現在・未来を統合的に通観して、「今、私達が学んでおかなくてはならないこと」を創発し、よりよい未来への卓見力を育む。次世代に伝承してゆく本質的な価値創造を志向する学習機会です。
日時
内容
VISIONARY INSTITUTE - 2010 Seminar
今回のセミナーシリーズは「今、私達が学んでおかなくてはならないこと~確かな未来創造へのマイルストーン」と題して、有識者の方々をお迎えし、連続して学びを深める企画です。
野中先生が監修された『出現する未来』(講談社BIZ 2006/05)によれば、根本的な現代の問題解決への糸口は、何を(what)でも、どう(How)でもなく、誰(Who)という側面であるということ。
リーダーが何を実行するか、どのように実行するかではなく、個人としても集団としても自らは何者なのか、行動を生み出す心の源は何であるかということに気づくことが示唆されています。
現代、社会のそこここで、私達が気づきはじめている「断絶」を克服し、「一体性」を回復しなければならないと考える時、そのためには、個人の学び以上に、私達集団の学び・組織の学びが必要となるでしょう。
私達の過去・現在・未来を統合的に通観してよりよい未来への卓見力を育む機会。
VISIONARY INSTITUTE - 2010 Seminar- その第2回は、創造性あふれる異色のデザイナーであるグエナエル・ニコラ氏をお迎えします。
第2回 異文化のイノベーション 未来を発見するデザイン
インテリアや建築だけではなく、数々のイベント展示、携帯電話などのプロダクトや化粧品のプロデュース、パッケージデザイン、グラフィックやロゴデザインまで、領域をクロスオーバーさせて異文化のぶつかり合いのなかに本質を浮かび上がらせ、常に新しい世界を表現するグエナエル・ニコラ氏。
ニコラ氏は、「アイコニック(iconic=図像的)」「インヴィジブル(invisible=不可視)」「インタラクティブ(interactive=双方向)」という3つのキーワードを意識してデザインを進めるといいます。
氏は昨年2009年のKU/KAN賞を受賞されました。KU/KAN賞は、空間デザイン機構が2007年に設定し、環境を校正するさまざまな要素を空間領域のコミュニケーション媒体として融合し、人々に感動を与え、都市文化を担う新しい空間として創出したものに与えられる賞です。今回は、ニコラ氏の「LIGHT-LIGHT」や「LEXUS RX MUSEUM」などの「人の体験をデザインする」活動が評価され、受賞に至りました。初めての外国人受賞者でもあります。
デザインはエンドレス。自分でゴールを捜さなくてはならない。しかも、ようやく見つけたゴールが、実はスタートだったという場合も多い。だから、思考を重ねてゆくほどにアイデアが深くなるし、勉強すればするほど、可能性も広がる。ストップをかけるのは、自分しかいない。それがデザインの面白いところだと語るニコラ氏。
デザインとは、未来を考えること。進行中のプロジェクトは、来月か、来年か、10年後に発表される。その間に社会も動いている。だから常に、先を見抜けなくてはならない。その未来を創るデザイン技法について、ニコラ氏の志向に触れる貴重な機会です。
当日は、豊富なデザイン例を画像でご紹介していただきます。「日本の本質的な魅力は異文化とのぶつかり合いのなかから生み出される。」昨年7月に開催したBIZセミナー「『美』という21世紀の文化資本~今、日本人が見失ってはならないこと」(講師:福原義春氏・伊藤俊治氏)の中でも、そのような示唆がありました。
今回のVISIONARY INSTITUTEでは、ニコラ氏の後に、伊藤俊治氏の「意識のイノベーション・未来を予見するアート」、福原義春氏の「未来をつくるイノベーションのための文化資本」へとセミナーが続きます。
ニコラ氏の異文化視点から生まれる、独自の発想力にあふれた未来を発見するデザイン力から私達のビジョン力を鍛える機会とします。
※講演は日本語で行います。
ライブラリートーク「VISIONARY INSTITUTE–2010 World Cafe」
各講師陣の思想や推薦書籍を編集的に紹介し、集うメンバー同士が自在な対話を繰り返し、先生方の思想を自らの力とすることを目指します。
オープンに、自由にネットワークを築くことができる「カフェ」のような空間で、お互いの想いを共有したり、知識や知恵を創発する機会創造。
それは、あたかも蝶が他花受粉するかのようにアイディアを結び付け、気づきや発見を生み出してゆくものです。
参加された方々との対話の記録は、2010年、一冊の書籍にまとめる予定です。
詳細情報は六本木ライブラリーのメンバーの皆様へ、直接e-mailでお知らせします。
参考書籍
日経アーキテクチュア 編
講師紹介
開催実績
ハンス・ルドルフ・ヘレン (農学者 / 昆虫学者 / バイオヴィジョン財団ファウンダー)
アリス・カニングハム (NPO法人秀明インターナショナル国際プロジェクト エグゼクティブディレクター 国連NGO担当)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/12/12 (金)
)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/11/28 (金)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/06/13 (金)
公益財団法人地球環境戦略研究機関 国際生態学センター長)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/01/30 (木)
鮎川雅子 (日産グローバル株式会社代表取締役)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2013/06/18 (火)
募集要項
日時 |
2010年05月10日
(月)
19:00~20:30 |
---|---|
受講料 |
5,000円 |
定員 | 300名
※定員になり次第締め切らせていただきます |
主催 |
|
プログラム提供 | |
協力 |
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会場 |
アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) ※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。 |
お支払い方法
クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)
【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。
■今後のVISIONARY INSTETUTE-2010 Seminarのご案内
テーマ:飛翔のイノベーション 未来を開発する宇宙探索
日 時:2010年11月24日(水) 19:00~20:30
推薦書籍:『宇宙からの伝言』(数研出版 2004/12)
テーマ:創成のイノベーション 未来に継承するリベラルアーツ
日 時:2010年12月20日(月) 19:00~20:30
推薦書籍:『女性を宇宙は最初につくった』(春秋社 2009/03)
お問い合わせ先
アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
- 電話番号 :
- 03-6406-6200
- サイトURL :
- お問合せ
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