セミナー・イベント

縮小する国内市場で成長する!
日本のキッチンを変えたティファールの電気ケトル

~時代の変化を読み、潜在ニーズを先取りする力~

BIZセミナー マーケティング・PR 経営戦略

日時

2012年07月31日 (火)  19:00〜21:00
終了しています

内容

「お湯を沸かす」…なんでもない日常の行動ですが、こうした日常行動に働きかけて、それを機会に変え、マーケティングとして成功させるにはどうしたらいいのでしょうか?

これまでお茶、コーヒー等を飲むために「お湯を沸かす」家電製品の定番といえば「電気ポット」でした。しかし、その定番が変わりつつあります。

本セミナーで取り上げるのは、電気ポットに代わって急速に普及している、飲みたいときに飲みたい分だけお湯を沸かす、電気ケトルです。
電気ケトルの市場は年々拡大を続けており、業界内ではここ数年でとうとう電気ポット市場を上回ったといわれています。

今回の「縮小する国内市場で成長する!」シリーズ第1回目では、人々の意識やライフスタイルの変化にいち早く気づき、2001年に国内市場で初めて電気ケトルを投入し、日本の電気ポット市場に大変革をもたらしたティファールブランドを展開する㈱グループセブ ジャパンの取組みに注目します。

それまで日本で一般家庭向けには存在しなかった電気ケトル市場の拡大を牽引し、国内メーカーが追随せざるをえない状況を作り、新たな市場カテゴリーとして確立させたグループセブ ジャパン。

しかし参入当初は、国内での認知度が低く、マイナスからのスタートだったといいます。
なぜなら、まずはユーザーに電気ケトルを知ってもらうことから始め、さらに長きに渡って消費者に定着してきた従来の電気ポットの常識を覆す必要があったからです。

グループセブ ジャパンは、どのように日本の消費者の潜在ニーズを汲み取り、商品開発に反映させ、そしてプロモーションを展開していったのでしょうか。

グループセブ ジャパンにおいてマーケティング・ディレクターを務める林聡氏をお招きして、日本の小型家電製品市場に大きなインパクトを与えた同社のマーケティング手法・ブランド戦略についてお話いただきます。

講師紹介

ゲスト講師
林聡 (はやし・さとる)
株式会社グループセブ ジャパン マーケティング本部
マーケティングディレクター

1961年、大阪生まれ。
米国系外資企業において、消費財(FMCG)分野等の営業、セールスプロモーション、ブランドマーケティング、ガバメントリレーションシップに従事した後、2004年より現職。
企業理念である、『家事をもっと楽しく、もっと楽にする為のお手伝いを…』を現実化すべく日々奮闘中。

  ティファールWEBサイト

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講師
田中洋 (たなか・ひろし)
中央大学大学院ビジネススクール 教授

中央大学ビジネススクール(大学院戦略経営研究科)教授。
1951年名古屋市生まれ。京都大学博士(経済学)。日本マーケティング学会会長(2019年3月末まで)。経営学・マーケティング論・ブランド論専攻。(株)電通でマーケティングディレクターとして21年間実務を経験。その後、法政大学経営学部教授、コロンビア大学客員研究員などを経て、2008年より現職。社会人のためのビジネススクールでマーケティングとブランドの教鞭を執る。ソウルドアウト株式会社(東証マザーズ上場)社外取締役。
著書『ブランド戦略論』(2017、有斐閣)にて、日本マーケティング学会「マーケティング本大賞2018」「大賞」、日本広告学会「2018年・日本広告学会賞」(4回目)、「中央大学学術研究奨励賞」(2回目)の3つを受賞。ほかに日本マーケティング学会ベストペーパー賞、白川忍賞などの受賞歴がある。
電通時代に、ネスレ、アメリカンエクスプレス、ユニリーバ、フィリップモリス、IBM、スミスクラインビーチャムなどのグローバル企業のマーケティング業務を担当した。大学に移って以降、以下の企業への社員研修・講演・戦略アドバイスを行っている。GE、マイクロソフト、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、メルセデスベンツ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、資生堂、味の素、キリン、アサヒビール、日清食品、ソニー、日立製作所、パナソニック、ニコン、日本銀行、みずほフィナンシャルグループ, みずほ総合研究所, UFJ銀行, 住友銀行, 東京三菱銀行、野村證券, 野村総合研究所など。

【著書】『ブランド戦略論』(有斐閣、2017)、『ネットビジネス・ケースブック』(共著、2017)、『現代広告論』(共著、2017)『消費者行動論』(2015)、『マーケティングキーワードベスト50』(2014)、『ブランド戦略全書』(編著、2014)、『ブランド戦略・ケースブック』(編著、2012)、『マーケティング・リサーチ入門』(共著、2010)、『消費者行動論体系』(2008)、『企業を高めるブランド戦略』(2002)など、20冊の著作と80の論文がある。その著作のいくつかは中国語、韓国語に翻訳されている。


  https://www.facebook.com/hiroshi.tanaka1

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講座趣旨

少子高齢化を迎えている日本の国内市場は今後縮小するばかりで、多くの企業がグローバル市場、特に新興国市場へ活路を見出そうとして躍起になっています。
しかし、本当に国内市場ではもう成長が見込めないのでしょうか。視点を変えれば、見逃しているニーズがまだあります。

本シリーズでは、縮小に向かうだけだと思われている国内市場でも成長の余地があるということを実証している企業の方をお招きして開催します。行き詰っていたと思われていた状況を打破し、再度市場を拡大させた商品を投入した企業の担当者に直接話を伺うことで、見逃しているニーズを見つけるためのヒントを学びます。
シリーズを通して中央大学大学院教授の田中洋氏にモデレーターを務めていただきます。

企業で商品開発を担当されている方、マーケティング、PR担当の方にお勧めのシリーズです。


開催実績

津端裕 (アキレス株式会社 事業企画本部 副本部長)
田中洋 (中央大学大学院ビジネススクール 教授 )
開催日 :  2012/08/30 (木)

募集要項

日時 2012年07月31日 (火)  19:00〜21:00
受講料 5,000円
定員 100名

※定員になり次第締め切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※お申込期日:2012年7月31日(火)15:00まで
※定員になり次第締切り

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)

【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

お問い合わせ先

アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)                 
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。

電話番号 : 
03-6406-6200
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