VISIONARY INSTITUTE
よりよい未来のために発想を広げる・情報を繋げる・行動を発する
第1回 日本の未来のリーダーシップ
よりよい未来への卓見力を育むための-VISIONARY INSTITUTE(ヴィジョナリーインスティテュート)-が、2010年4月からの連続開催で巻き起こした『意識改革(マインドイノベーション)』。その成果を継承し、2012年9月より海外視点から日本力と、その可能性を見つめる全5回の連続セミナーを開催します。国内から国外へ視野・視点・視座を広げ、また、海外から日本国内を振り返り、「今、私達のよりより未来のために発想を広げておきたいこと」について、異文化の中に二項同体の確かな架け橋を通じて学ぶ機会です。
日時
※本セミナーは日英の逐次通訳になります
※本セミナーに先駆けて9/4(火)にライブラリーメンバーを対象にした“World Cafe”を開催。
詳細はこちら。
内容
ロイス・クルーガー氏は、自著のベストセラー『究極の富と幸せの原則~8つの鍵』において、真の富と永続的な幸福を築く為の「扉」の開け方を子細に明かされ、その「賢者の知恵」によって、多くの人々の可能性を富に変えてきた人物でもあります。
現在、私達の身の回りには、世界的経済危機の影響とともに、パワーバランスの変化が起きています。そのなかで、日本は東日本大震災からの再生に向けて、様々な新しい仕組み作りが求められている最中であり、それは国家レベルの取り組みから、企業レベル、個人の人生に関わるレベルまで多面的に向き合わなくてはならなくなっています。今、私達はどのように、この事態を把握し、対応したらよいのでしょうか。
ロイス・クルーガー氏は、「過去の栄光を見直し、ゼロベースでのまったく新しい概念や発想力を育てていく必要がある」と提言されます。こうした変革が求められる時に、個人、もしくは組織が発揮すべきリーダーシップの力を見つめることは有意義だといえるでしょう。
今回はその中でも、最も重要なリーダーシップの1つの要素として「決断力」ということにフォーカスし、世界トップクラスの企業や様々な国のトップリーダーたちのコンサルティングやアドバイザーをしているロイス・クルーガー氏に、この「決断力」を磨くための大切なポイントを取り上げていただきます。
ロイス・クルーガー氏は、「日本人は大変勤勉であり、見識も広く、非常に優秀な方が多いので、もう少し「決断力」を身に付ければ、学んできたスキルや知識を更に大きく活用できるのではないか」と、提言されています。
すべての行動は「決断」からスタートします。ネットワークで繋がったグローバル経済の中では、単に質の高い決断だけでなく、スピーディーな決断も求められています。
では、そもそも我々はどのように「決断」をしているのでしょうか?
日々は「決断」の積み重ねであり、それは日常的に行なっている行為であるゆえに、「決断」に至るまでのプロセスを意識することはあまりないかもしれません。しかし、より良い未来、より質の高い結果を作り出すために、あらためて「決断」のプロセスを意識してみることは意義深いといえるでしょう。
国や企業、個人等、あらゆるレベルにおいて質の高い決断に至るまでには、明確なミッション、ビジョンとバリュー(価値観)が必要であり、それが明確に確立されていることで、決断へと至るスピードとその決断の質が高まります。そこで、今回のセミナーでは、以下の内容を具体的事例を挙げていただきながら、日本に今、ほんとうに必要なリーダーシップについて多角的に考察を深めます。
1. 「決断」のプロセス(原則)を理解し、良い決断と悪い決断のプロセスの違いを認識する
2. 世界のリーダーがどのようなプロセスで決断をしているのか(してきたのか?)事例紹介
3. 世界のリーダーが決断をする時の共通点(具体的なエピソードと活用した原則の紹介)の事例紹介
4. ロイス氏自身が過去に下した大きな決断のエピソードと活用した原則の事例紹介
5. 企業レベルで活用できる決断エピソードと活用した原則の事例紹介
6. 個人レベルで活用できる決断エピソードと活用した原則の事例紹介
どんなにITが発達し、高度な情報化社会になっても、その膨大な情報や知識からどのように決断し、行動を起こすかは人間の「決断力」に委ねられています。
日本や日本人が持っている能力や知識、智慧がよりスピーディーに具現化され、形となり、世界へ発信すること。そのために、ますます日本の、日本人が持つ可能性を未来に具現化するための『賢慮』を導いていただきます。
今後の「VISIONARY INSTITUTE-2012 Seminar」
VISIONARY INSTITUTE 2012 Seminar一覧 (PDF:3.5MB)
各回の講師の関連サイトは以下になります。ご参照ください。
私達の過去・現在・未来を統合的に通観してよりよい未来への卓見力を育む機会、VISIONARY INSTITUTE 2012では、現代のリーダーシップの『賢慮』について、2010年の野中郁次郎一橋大学名誉教授の示唆に続き、世界的ベストセラー『7つの習慣』ならびに自著の『8つの鍵』で知られるロイス・クルーガー氏を迎え、世界標準のリーダーシップの考察からスタートします。
続いて第2回は、松岡正剛氏と共に『日本力』について日本の文化資本について対談本を出版されているエバレット・ブラウン氏。
第3回は、自然界と対峙し日本の村・農業再生に力を注ぎ、世界のシードバンクをネットワークする社会起業家ジョン・ムーア氏。
第4回は、『死生学』について日本に学びの扉を押し開いてくださった上智大学名誉教授アルフォンス・デーケン氏。
そして第5回は、現在、原発事故問題を子細に豊かな日本語で啓蒙されている詩人アーサー・ビナード氏に、「ここが家だ、ベン・シャーンの第五福竜丸」や広島原爆の記憶を綴った新刊「さがしています」などを通じて、現代の核の問題に迫っていただきます。
本5回シリーズ連続を通じて、現代の新たな思索と視点を得て未来、次世代へ継承することのできる「光ある指針」を導く機会を願うものです。
講師紹介
講座趣旨
VISIONARY INSTITUTE(ヴィジョナリー・インスティテュート)は、私達の過去・現在・未来を統合的に通観して、「今、私達が学んでおかなくてはならないこと」を創発し、よりよい未来への卓見力を育む。次世代に伝承してゆく本質的な価値創造を志向する学習機会です。
「今、私達が学んでおかなくてはならないこと~確かな未来創造へのマイルストーン」と題して有識者の方々9名をお迎えし、連続して学びを深めるVISIONARY INSTITUTE 2010に続き、本年2012年9月から5回シリーズで開催されます。2010年~2011年、東日本大震災の前後の開催となった本企画に、多くのご賛同と好評を得て、本年の継続開催が実現しました。
VISIONARY INSTITUTE 2010における、連続した「日本のマインドイノベーション」について語り継がれた講演記録の数々は、震災後の現代社会において尚一層、その示唆の意義を放ち、重要な示唆に富むものです。その成果を継承し、本年2012年は、更に、日本国内から国外へと視座・視野・視点を広げ、「今、私たちのよりよい未来のために発想を広げておきたいこと」について、外国人の方々の眼から日本の可能性を読み解いていただくシリーズセミナー企画をお届けします。今、私達のよりよい未来のために発想を広げる・情報を繋げる・行動を発する。異文化の交差の中に、二項同体の確かな架け橋を通じて、過去・現在・未来を通観して学ぶ機会です。
※2010年に開催されたセミナーの講演録は以下になります。
(2010年は全9回、2011年は緊急セミナーとして1回開催いたしました。各セミナーの概要はページの下部をご参照ください。)
「美徳のイノベーション 未来を経営する作法」(野中郁次郎 一橋大学名誉教授)(2010年4月開催)
「未来をつくるイノベーションのための文化資本」(福原義春 ㈱資生堂名誉会長)(2010年7月開催)
「創成のイノベーション 未来を創るリベラルアーツ」(佐治晴夫 鈴鹿短期大学学長)(2010年12月開催)
開催実績
ハンス・ルドルフ・ヘレン (農学者 / 昆虫学者 / バイオヴィジョン財団ファウンダー)
アリス・カニングハム (NPO法人秀明インターナショナル国際プロジェクト エグゼクティブディレクター 国連NGO担当)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/12/12 (金)
)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/11/28 (金)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/06/13 (金)
公益財団法人地球環境戦略研究機関 国際生態学センター長)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2014/01/30 (木)
鮎川雅子 (日産グローバル株式会社代表取締役)
薄羽美江 (株式会社エムシープランニング代表取締役 / 一般社団法人三世代生活文化研究所理事)
開催日 : 2013/06/18 (火)
募集要項
日時 |
2012年09月06日
(木)
19:30~21:00 ※本セミナーは日英の逐次通訳になります |
---|---|
受講料 |
5,000円 |
定員 | 150名
※定員になり次第締め切らせていただきます |
主催 |
|
プログラム提供 | |
会場 | アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) |
※お申込期日:2012年9月6日15:00まで
お支払い方法
クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)
【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。
VISIONARY INSTITUTE 開催実績
野中 郁次郎(一橋大学 名誉教授)
2007年の『ウォール・ストリート・ジャーナル』誌で「The most influential business thinkers(最も影響力のあるビジネス思索家トップ20)」に選出された野中郁次郎氏のご講演です。
グエナエル ニコラ(デザイナー)
「日経ビル・メディアギャラリー」や「ユニクロメガストア」などのデザインをてがけるニコラ氏に、人の体験や動的視点からうまれるデザインへのアプローチについてお話いただきます。
伊藤俊治(東京藝術大学教授)
時代の先端技術とアートの関係性を通じて、これからの新しい社会創造や、よりよいビジネス創出のための人間の想像力と創造力についてお話いただきます。
福原義春(㈱資生堂 名誉会長)
未来の日本創造になくてはならないこと、イノベーションのために私達が一度立ち止まって考え抜かなくてはならない、私達の文化資本の本質についてお話いただきます。
山本哲士(東京藝術大学客員教授)
21世紀の新たな視点ともいえる、“ホスピタリティ経済”の視点から、ホスピタリティ・ビジネス創造とホスピタリティ人間形成についてお話いただきます。
松岡正剛(編集工学研究所所長)
編集という方法をめぐり、日本の文化資本への可能性、そして「言語」や「文脈」についてお話いただきます。
高間邦男(㈱ヒューマンバリュー)
正解なき時代の組織・社会・環境づくりのノウハウを解き明かし、その組織・環境を支える創造性のなかに私たちの本質的あり方を探り、確かな行動力となる新たな価値創造に向かう、人財開発のトップスペシャリストによる貴重なセミナー機会です。
的川泰宣(JAXA名誉教授・技術参与)
世界中の注目を浴びている日本の小惑星探査機『はやぶさ』の秘話を通じて、人類の宇宙探索を担う日本のロケット開発を事例に、私達の発想力・実行力・組織生産性・社会創造性の鍵を考察します。
佐治 晴夫(鈴鹿短期大学学長)
「私たちはどこから来てどこに行くのか」という根本的な問題とともに、リベラルアーツ(教養や芸術)が我々にもたらす影響そして重要性についてお話いただきます。
佐治 晴夫(鈴鹿短期大学学長)
リーダー不在といわれる現在、私達一人一人が、個人として、集団として、私達は何者であり、そして私達の動を生み出す心の源泉とは何か、その「本質」を見つめ直す機会として、「これまでの日本、これからの日本」をテーマにお話いただきます。
下山 博志氏(人材開発プロデュース企業 ㈱人財ラボ 代表取締役社長)
「VISIONARY INSTITUTE 2012」特別セミナー。日本人が考える「グローバル人材」と、米国など海外の人々が考える「グローバル人材」とはマッチしているのでしょうか?そして、海外で求められている「グローバル人材」とはどのような存在なのでしょうか?海外の視点で「グローバル人材」について考えます。
お問い合わせ先
アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
- 電話番号 :
- 03-6406-6200
- サイトURL :
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