六本木アートカレッジ

六本木アートカレッジ
メディア芸術祭 presents 
CALF:サバイバルの方法論

Clip to Evernote

日時

2012年10月08日 (月)  11:20~12:20
終了しています

内容

CALFは若手アニメーション作家、評論家によって設立されたグループです。作品集DVDを国内外に向け販売することから活動を始めた私たちは、これまで、多くの国際映画祭で特集プログラムが組まれ、自作を含む短編映画を劇場公開へと結びつけることに成功しています。

今年から始めたスタジオ部門では、仕事の実績が殆どないなか、TV番組やコマーシャルといった大規模な仕事を得ることができました。このようなことは、いかなる戦略のもと可能になったのでしょうか?設立メンバーの作家たちが、自作の上映や解説を交えながらそのすべてをお話しします。


講師紹介

スピーカー
大山慶 (おおやま・けい)
映像作家

クローズアップ写真のコラージュという独特の手法により、オリジナリティの高い表現を確立。『診察室』(05)がカンヌ国際映画祭監督週間にて上映、アルスエレクトロニカ佳作を受賞。『HAND SOAP』(08)がオランダ国際アニメーション映画祭グランプリ、広島国際アニメーション映画祭優秀賞、オーバーハウゼン国際短編映画祭映画祭賞など、歴史ある数々の国際映画祭で多数受賞。現在、最新作『放課後』を鋭意制作中。

すべて読む 閉じる

スピーカー
橋本新 (はしもと・しん)
アニメーション作家

ヘタウマなキャラクターを自由自在に動かすダイナミックなアニメーション作品を制作。『グレートジャーニー』(07)がCO2優秀賞他受賞。『葬儀屋と犬』(10)がオタワ国際アニメーション映画祭などに入選し、『ベルーガ』(11)ではザグレブ国際アニメーション映画祭で特別賞を受賞。イラストレーターとしての評価も高く、モスクワ国際グラフィックデザインビエンナーレに入選した経歴を持つ。

すべて読む 閉じる

スピーカー
水江未来 (みずえ・みらい)
アニメーション作家

細胞や幾何学模様などをモチーフに抽象的なアニメーション作品を多数制作。『DEVOUR DINNER』(08)がアニマドリード準グランプリを受賞。『MODERN No.2』(11)はベネツィア国際映画祭オリゾンティ部門にノミネートし、アヌシー国際アニメーション映画祭では音楽賞を受賞。山田悠介『ブレーキ』の表紙、小説すばるにて平山夢明の扉絵を手がけるなど、イラストレーターとしても活躍。

すべて読む 閉じる

スピーカー
和田淳 (わだ・あつし)
アニメーション作家

「気持ちのいい間・動き」をテーマに、繊細な描線。囁くようなサウンドで観るものを惹きつける作品を制作。『鼻の日』(05)がノーリッチ国際アニメーション映画祭グランプリ、『わからないブタ』(10)がファントーシュ国際アニメーション映画祭最優秀賞、文化庁メディア芸術祭優秀賞など多数の映画祭で受賞。『グレートラビット』(12)はベルリン国際映画祭で銀熊賞(短編部門)を受賞し、注目を浴びる。

すべて読む 閉じる

関連情報

  CALF


石倉洋子のグローバル・ゼミ
六本木アートカレッジ
Friday Night
六本木アートカレッジ
66 BOOK CLUB