松岡正剛(まつおか・せいごう)
編集工学研究所所長・イシス編集学校校長
プロフィール
1944年京都生まれ。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を経て、編集工学研究所所長・イシス編集学校校長。
1971年に工作舎を設立し、オブジェマガジン『遊』を創刊。超ジャンル的編集と先駆的グラフィズムを次々に生み出し、アート・思想・メディア界に多大な影響を与える。1987年に編集工学研究所を設立、情報文化と情報技術をつなぎ、応用発展させる活動を展開。数多くの企画・開発プロジェクトのプロデュースや監修、演出を手掛ける。2000 年にネット上で連載をスタートした壮大なブックナビゲーション「千夜千冊」は300万アクセスを超える。同年、インターネット上で編集術を学ぶことができる「イシス編集学校」を開校した。また、日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し、独自の日本論を展開している。
著書に『知の編集術』『日本流』『フラジャイル』『日本という方法』『17 歳のための世界と日本の見方』『にほんとニッポン』『国家と「私」の行方』ほか。編集構成に『情報の歴史』『色っぽい人々』『NARASIA』『日本力』『意身伝心』『匠の流儀』『インタースコア』など。
関連講座
2016年10月
講座開催日:2016年10月11日 (火)
松岡正剛(編集工学研究所所長)× 大澤真幸(社会学者)
下剋上の戦国時代の日本人は、「ベンチャースピリット」があったようですが、現代は「日本人って自己主張しないよね」「日本って保守的な国だよね」そんな言葉を耳にすることがあります。では一体、現代日本のヒト・文化・社会の特徴はいつ、どこで形作られたのでしょうか?
二人の論客は、いつの時代のどのような事象に、日本人の源を見るのでしょうか? そして、これからどのような変化を想定するのでしょうか?加速度的に進むグローバル化の中で、何を変え、何を守るのか、一緒に考えていきたいと思います。
2010年09月
講座開催日:2010年09月30日 (木)
松岡正剛(編集工学研究所所長)
編集という方法をめぐり、日本の文化資本への可能性、そして「言語」や「文脈」についてお話いただきます。
著作書籍
知の編集術
松岡正剛講談社
山水思想 もうひとつの日本
松岡正剛五月書房
情報の歴史
松岡正剛NTT出版
日本流
松岡正剛筑摩書房
知の編集工学
松岡正剛朝日新聞社
多読術
松岡正剛筑摩書房
連塾 方法日本〈2〉侘び・数奇・余白—アートにひそむ負の想像力
松岡正剛春秋社
千夜千冊
松岡正剛求龍堂
松岡正剛の書棚—松丸本舗の挑戦
松岡正剛中央公論新社
千夜千冊番外録 3・11を読む
松岡正剛平凡社
脳と日本人
松岡正剛, 茂木健一郎文藝春秋
18歳から考える国家と「私」の行方 セイゴオ先生が語る歴史的現在 東巻
松岡正剛春秋社
18歳から考える国家と「私」の行方 セイゴオ先生が語る歴史的現在 西巻
松岡正剛春秋社
擬 MODOKI—「世」あるいは別様の可能性
松岡正剛春秋社
少年の憂鬱—千夜千冊エディション
松岡正剛KADOKAWA
日本文化の核心
松岡正剛講談社
サブカルズ—千夜千冊エディション
松岡正剛KADOKAWA
白川静—漢字の世界観
松岡正剛平凡社
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