清水勝彦(しみず・かつひこ)
慶應大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)教授
プロフィール
ダートマス大学エイモス・タックスクール経営学修士(MBA)
テキサスA&M大学経営学博士(Ph.D.)
8年間の戦略コンサルタント(コーポレイトディレクション、プリンシパル)経験、テキサス大学サンアントニオ校(テニュア取得)をへて現職。テキサス大学では学部、MBA、そして博士課程学生に経営戦略のクラスを担当してきた。
http://faculty.business.utsa.edu/kshimizu/
アメリカで審査・出版された最近の論文に “Prospect theory, behavioral theory, and threat-rigidity thesis: Combinative effects on organizational divestiture decisions of a formerly acquired unit”
(日本名:プロスペクト理論、行動的意思決定理論、対脅威萎縮理論:買収企業の売却決断への応用).
“De-commitment to losing strategic action: Evidence from the divestiture of poorly performing acquisitions”
(日本名:失敗戦略への執着と見切り:業績の上がらない合併企業の売却の分析から).
“Strategic flexibility: Organizational preparedness to reverse poor strategic decisions.”
(日本名:戦略的柔軟性の研究:企業は戦略ミスにどのように備えるべきか?)等がある。
日本語著書に「戦略の原点」(日経BP)、「その前提が間違いです。」(講談社)、「なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか」(東洋経済新報社)、「経営意思決定の原点」(日経BP)、「失敗から学んだつもりの経営」(講談社)、「経営の神は細部に宿る」(PHP)、翻訳書に「事実に基づいた経営」(東洋経済新報社)がある。
関連講座
2010年05月
経営戦略アドバンス講座
~戦略とトレードオフ~
講座開催日:2010年05月25日 (火)
清水勝彦(慶應大学大学院経営管理研究科 教授)
本講座では議論を通じ、ハーバード大学マイケル・ポーター教授も指摘する「戦略とは、何をするかだけでなく、何をしないかだ」と言う基本概念、つまり、トレードオフに関して意思決定の視点を交え、理解を深めます。
2009年12月
ハーバードケースメソッドで学ぶ経営戦略
~本場アメリカMBAクラスを体感~
講座開催日:2009年12月10日 (木)
清水勝彦(テキサス大学サンアントニオ校 Department of Managementアソシエイトプロフェッサー)
アメリカビジネススクールで10年以上教鞭をとる経験豊富な講師からハーバードケースメソッドを通して経営戦略を学びます。
著作書籍
戦略と実行−組織的コミュニケーションとは
清水勝彦日経BP社
あなたの会社が理不尽な理由
清水勝彦日経BP社
機会損失 - 「見えない」リスクと可能性
清水勝彦東洋経済新報社
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