2009年09月27日 (日)  13：00～17：00

ビジネスにおいて重要な決断を行うとき、いつも十分な時間があるとは限りません。
そんなとき、あなたはどうしますか？

次の一手を考える、今の危機を乗り越えたい…。
ビジネスの「チャンス」や「危機」に遭遇した時、市場の動向や消費者行動を正しく把握することは重要です。そして、そのような場面では「スピード」がより重要となります。

本講座では実際の事例を検証することにより、ビジネスのあらゆる場面で必要な「市場を読む力」を高め、「すばやく的確な意思決定」を体感します。
難しいマーケティング理論や時間のかかるデータ集積を行うのではなく、限られた時間の中でいかに市場の特徴や方向性をつかみビジネスに活かすのか。「市場洞察力」を鍛えます。

【ケーススタディ】

ビール市場のダイナミズムと企業ごとの戦略の成否の真の要因分析・解説を行います。
・なぜサントリーが2008年に黒字化したのか
・プレミアムビールセグメントで首位になれたのか
・それを許した他企業の考え方は何か
・プレミアムビール、発泡酒、第三のビール、ＰＢを巡る熾烈な戦いの本質は何か
・勝者はどういうタイプの企業となるか、敗者はどういうタイプの企業か？

サンプル調査と実際を比較する為、2002年時点と今日のサンプル調査（当日調査）をもとに、市場の動きと、あるべきマーケティング・戦略の鍵を読み切ります。
古くからの企業ごとの「作戦思想」や「成功、失敗の体験の積み重ね」が誤った判断に繋がっていることを目の当たりにするでしょう。

さらにコーヒーショップ・車・ビール・デジカメなど、いくつかの業界のサンプルデータの比較から、市場・マーケティング判断・事業戦略の本質的な特色と成功のための鍵を抽出していきます。

※ケーススタディの詳細は変更になる場合がございます。何卒ご了承下さい。

受講者全員ではじめに、コーヒーショップ（またはビール、デジタルカメラ）市場への反応についての実験的調査を経験した上で、現実の市場の反応のサンプル調査（Ｎ＝３〜３０）から、真に戦略的な判断ポイントを見極めていくことができることを、体験的に学びます。
【内容】
・市場を立体的につかむ
・ビジネス洞察力とは
・仮説の前の「Ｎ＝3」
・N＝10から顧客にとっての価値を知る
・何があなたの意思決定を遅らせるのか？
・間違った判断はなぜ起きるのか？
・サンプルから市場を読む
・消費者行動を予測する
・すばやく市場動向を把握するには
・サンプルに性別や年齢は本当に必要か！？

・マーケティングや経営企画などに携わる方
・すばやく市場の動向や特徴をつかみたい方
・ビジネスに必要な「洞察力」と「スピード」を磨きたい方
・マーケティング判断から、一気に事業の戦略的判断まで見抜く力を養いたい方

アカデミーヒルズ　スクール事務局
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