2011年09月15日 (木)  19:00～20:30

タウンマガジン『ヒルズライフ』のインタビューページと連動してお届けしているセミナーシリーズの第4回目では、いま、最も元気な女性起業家の一人といわれるネットイヤーグループCEOの石黒不二代氏をお招きします。

石黒氏はデジタルマーケティングを単なる販促支援として捉えるのではなく、企業戦略の中核に取り入れていくことの重要性を一貫して主張してこられています。

今まで日本企業が強かった時代は、たくさんの人が同じものを欲しがる大量生産・大量消費の時代だったため、マスメディアを使った一方通行のコミュニケーションで成り立っていました。

しかし、今までのやり方では多様化した消費者の声にこたえることができなくなっている現代では、消費者の声を吸い上げる双方向のマーケティングが重要になってきています。今までの強みを生かせなくなってきている日本企業にとってだからこそ、デジタルマーケティングは販促の域を超えて企業活動全般に必要であり、そこに日本企業が失われた20年を脱出するチャンスがあるというのです。

そのためには、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを小手先で取り入れるのではなく、企業の経営戦略としてWEBを中核に置き、組織全体のマインドセットを変えていく必要があると石黒氏は主張します。

それでは、どのように組織とそこで働く人のマインドセットを変えていけばよいのでしょうか？

シリコンバレーでの留学時代に培われたその視点はご自身の会社のビジネスの枠を超えて、日本企業の人材育成や組織のマネジメント、そして日本の教育に及びます。

成果主義、生産性、労働力の流動性、クリエイティビティー、交渉能力、日本の組織や学校に欠けている重要な要素が、そのままもチャンスに結びつきます。

インターネットの普及でグローバル化が進み、更にビジネス環境の変化が激しくなった時代に、日本企業と個人にとっていま求められる経営戦略と教育、そしてマインドセットとは何かを石黒氏に伺います。

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