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ピープル

宮崎徹(みやざき・とおる)

東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター 分子病態医科学部門教授

プロフィール

宮崎徹

1986年東京大学医学部医学科卒業後、医学部附属病院第三内科(高久史麿教授)に入局。その後、熊本大学大学院で山村研一教授に師事し、トランスジェニックマウスを用いた自己免疫疾患の研究を行う。1992年より、パスツール大学/IGBMC (フランス・ストラスブール)のD. Mathis博士研究室で研究員、1995年よりバーゼル免疫学研究所(スイス)のメンバーとして研究室を持ち、2000年よりテキサス大学(アメリカ・ダラス)免疫学准教授。2006年より現職。AIMの研究を通じて様々な現代病を統一的に理解し、新しい診断・治療法を開発することを目指している。音楽が趣味で、2006年教室開講記念として、世界的なピアニストのKrystian Zimerman氏を招き、安田講堂で“音楽と科学”について討論会を催した。


関連講座

2013年04月

見えてきた現代病のツボ

~脂肪分解タンパク質AIMで読み解く私たちの身体~

講座開催日:2013年04月09日 (火)

宮崎徹(東京大学大学院医学系研究科 疾患生命工学センター分子病態医科学部門・教授)
これまで“病気を治す”といえば、病気の症状ひとつひとつに標的を絞り、それを個別に治していくというものでした。しかし、現代社会で増加するさまざまな疾患群の病態を統一的に制御する、現代病のツボとなる可能性の高い分子「AIM」というタンパク質を発見した宮崎徹氏、これらの知見をご紹介いただくと共に、AIMによる、生活習慣病だけにとどまらないさまざまな現代病に対する新規治療法開発の可能性をお話しいただきます。


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