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根岸英一(ねぎし・えいいち)

米パデュー大学特別教授/2010年ノーベル化学賞受賞者

プロフィール

根岸英一

1935年 中国吉林省長春 生まれ。
1958年 東京大学工学部卒業後、帝人株式会社入社。
1960年 米ペンシルバニア大学に留学し、留学中に師となる米パデュー大学のハーバート・ブラウン教授に出会う。
1963年 米ペンシルバニア大学で博士号取得。
1966年 帝人株式会社を退職し、米パデュー大学博士研究員となる。
1972年 米シラキュース大学において金属を触媒に活用する化学反応の研究を開始。その後、「クロスカップリング反応」の化学合成法を研究し、パラジウムを使ったクロスカップリング反応を完成させる。
1979年 米パデュー大学教授に就任。
2010年 「クロスカップリング反応」の研究成果が評価され、ノーベル化学賞を受賞。

これまでに、400以上の研究論文を発表し、数多くの化学関連の賞を受賞している。

写真提供/ © Purdue University


関連講座

2011年03月

ノーベル化学賞受賞者・根岸英一教授 特別セミナー

夢を追い、世界に出る ~サイエンス発見の喜び~

講座開催日:2011年03月11日 (金)

根岸 英一(米パデュー大学特別教授/ノーベル化学賞受賞者)
「クロスカップリング反応」と呼ばれる化学合成法の研究が評価され、昨年ノーベル化学賞を受賞した根岸英一・米パデュー大学特別教授を講師としてお迎えする貴重なセミナーです。日本でも研究者として活躍し、その後、米国に拠点を移した同氏がノーベル賞を受賞するまでの道筋と、今後の活動について、そして日本の化学や理学の可能性についてお話します。


アカデミーヒルズセミナー 政治・経済・国際キャリア・人教養

著作書籍

夢を持ち続けよう!—ノーベル賞根岸英一のメッセージ

根岸英一

共同通信社


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