日本元気塾

髙島ゼミの活動報告(5期)

日本元気塾
更新日 : 2016年12月07日 (水)

第2回 ブランドを創り育てる 
    -頭の中のアイディアが「ブランド」になるまで-

講義概要

■開催日時 
2016年11月15日(火) 19時~21時

■概要
・髙島氏講義
・質疑応答

文:佐野 写真:アカデミーヒルズ

頭の中のアイディアが「ブランド」になるまで
「Francfranc」、そして髙島さんご自身の人生の歩みを語った初回講義に続き、
今回はこれまで手掛けてきた「BALS TOKYO」「AGITO」「WTW」等のブランドの生い立ちを、経営者の視点でお話しいただきました。
特に「WTW」については、髙島さんの頭の中にアイディアが浮かんでから形になるまでのプロセスを詳しく教わりました。「頭の中にやりたいテーマの“引き出し”を作り意識すると、そこに情報が入ってくるようになり、材料はどんどん溜まっていく。でも、その引き出しを開ける鍵は、なかなか見つからない。焦って開けてもうまくいかない。」と語る髙島さん。それが、ある瞬間に、スーッと腑におちて鍵が開く「感覚」を得るそうです。髙島さんがよく言われる「トコトン考えた人が勝つ。」にもつながり、常に自分の中の「変化」に気づけるように準備をする重要性を感じました。

一つのブランドにかける覚悟
後半は、新しいリテール(小売業)の形について。「各社の決算発表を見ても、色々な業態に手を広げている企業より、一つに特化し、深堀りし、こだわっている企業の方が強い傾向がある。」「限られた資源、リソースを分散せず集中する覚悟が必要。」とのこと。その言葉通り、前述の「WTW」を売却し、その他のブランドも閉じ、「Francfranc」に一本化した髙島さんの覚悟。毎回感じる、髙島さんの有限実行のスピードと潔さに圧倒されます。
さらに、テクノロジーによって、顧客とのコミュニケーションが一斉に変わる時代が迫っていること、人々が求める価値を見極めながら提供することなど、未来のビジネスについて考えを深めた2時間講義となりました。

講義の感想レポート 

塾生による講義を終えての“熱い感想”を、毎回ご紹介していきます。 
今回は、永淵さん、林さんのレポートです。



永淵さん
ブランドが孵化するまでの流れを、WTWの例に沿ってお聞きした。テーマに沿った情報が溜まりに溜まった引き出しをあける鍵が見つかる瞬間のお話が興味深かった。事前の準備なのだと思う。十分な事前の準備をすると、そこに、あたかも天から降りてくるように鍵が見つかる瞬間、これは、十分に準備した者にしか与えられない特権のような気がした。僕も、その特権を得るために、十分な準備をしよう。
生まれたブランドを閉じるまでの経過のお話。時代の流れや、その流れを読み取る能力。そして、Francfrancに集中すると決めた決断のお話は、勇気ある決断だなと感じました。先生の選択と集中の思考過程が興味深く、自分の選択と集中に置き換えて考えてみると、さらに面白い。小売りの未来のお話はわくわくしました。全く違う小売りの形。自分の業界の全く違う形を想像するのは楽しい。お話を聞きながら自分の業界に置き換えて考え、非常にわくわくする時間でした。


林さん
「成長を続ける企業の経営論 
 「起業」から「成長」へ」 
この言葉に惹かれて、入塾した髙島ゼミ。
事業承継を控えているが、企業が成長し続けるということはたやすいことではないと感じている。髙島さんを前にして感じるのは圧倒的なセンス。それと柔軟性。しかし、どれだけセンスがあっても、どれだけ柔軟性があっても、それだけで企業が成長し続けることは難しい。最後の大切な鍵。それは覚悟を持って行動することだと思った。焦らずに機が熟すのを待ち、熟したら行動する。やってみて、だめだと思ったら撤退する。撤退したとしても、行動した結果ならばそれは学びになる。そして現状に固執せずに時代の先を見ながらブランドを進化させていくこと。企業が成長し続けるということはこういうことなのだと思った。

講師コメント

今回の講義を通じて、髙島さんはどのように感じたのでしょうか?



長い目で見ると、日本は質の高い生活・消費をする、豊かなライフスタイルを追求していかなければならないことは明らかです。企業の売上がUPし、給料もUPし、景気が上向く。そうならなければ、日本はつぶれてしまうでしょう。少なくとも我々のブランド、ビジネスの根幹は、軸足をそこにおいています。
これまで話してきたように、ブランドにはステージがあります。Francfrancや他のブランドで、失敗もたくさんしてきました。そこから、学んだこと、気付いたこともあります。そこで、次回は「企業はなぜ間違うのか」といった点について、突っ込んだ話をしたいと思います。


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