日本元気塾

共通セッションの活動報告(5期)

日本元気塾
更新日 : 2017年01月13日 (金)

第2回「自己探求の旅 Vision Quest」

講義概要

■開催日時 
2016年10月8日(土)  10時~18時 藤森ゼミ
   10月15日(土) 10時~18時 米倉ゼミ
   10月29日(土) 10時~18時 髙島ゼミ

■概要
・自己探求の旅 Vision Quest (ワンデープログラム)

■講師 宮地 勘司氏(㈱教育と探求社 代表取締役社長)

文:伊江 写真:アカデミーヒルズ(撮影10月29日)
宮地 勘司氏(㈱教育と探求社 代表取締役社長)

それぞれの「人生の棚卸し」を共有する濃密な時間

日本元気塾5期に集っているのは20代〜50代まで、育って来たバックグラウンドも、キャリアも異なる塾生たちです。第2回共通講義では、その塾生達が終日をかけて、それぞれの「人生の棚卸し」を行ないました。
 このプロセスでミソとなっているのは、個人ワークではなく、さまざまなグループワークを通じて、それぞれの人生を振り返って行くところです。
 自ら語る過去の体験に対して、メンバー達が感想やフィードバックを返す事で、その過去に新たな気づきや意味を与えていく。一方、他の塾生の体験談を傾聴するうちに、今度は自分の中に沈殿していた過去が不意に浮かび上がってくる。そんな創発を繰り返して行くうちに、いつしか自分の人生に対する深い探求の旅が始まっていきます。
自らの原点を振り返ることで、これからの人生の糧を得る。他のメンバーの原点を知ることで、塾生同士の相互理解と絆を深める。朝、教室に入った時には少し緊張し、言葉数も少なかった塾生達は、一日の旅を終え、少しぐったりしながらも、仲間をいたわり合うリラックスした笑顔に変わっていました。

講義の感想レポート 

塾生による講義を終えての“熱い感想”を、毎回ご紹介していきます。 
今回は、小田さん、豊岡さん、沢里さんのレポートです。



小田さん
自己探求の旅で印象的だったのは、「真実は今にある。今が満ちると未来に向かう。この自己探求の旅は置いてきた自分を迎えに行って今に統合する作業」という講師の方の言葉だった。
私自身、自己探求の旅に似た経験が過去2度あった。
1回目が社会人1年目の頃だった。1社目で感じた強烈な違和感から日々ブログをつけ、自分は何者かを日々の出来事や過去の出来事から探った。ブログに書く中で自分の源泉を見出し、その分野での活動が広がり、就職から3年目に今の会社への転職につながった。
2回目が、社会人10年目の留学だった。エレクティブの授業を何にするか、インターンで何をするのか、隙間時間に誰と会うのかなど、この留学を次につなげるために、自分の価値観に向き合い、それを実現する方法を試すことの繰り返しで、その中から自分の方向性を見出した。
そして今回は、それを他の人に共有するという経験を通し、より自分の中にインタナライズ(internalize)される経験だと感じた。

豊岡さん
まず「教育と探究社」の事業を伺い、「素晴らしい!」と感動しました。自分の生い立ちを振り返ると、両親も親戚も公務員でしたので、ビジネスの楽しさを教えてくれる人は身の回りにおらず、それどころか、教育に関しても「学歴をつけると結婚できなくなる」という環境でしたので(学歴をつけなかったのに未だ結婚できていないので騙された気持ちですが)、私にも高校生の時にビジネスのおもしろさを教えてくれる人がいれば、勉学に取り組む姿勢も変わったかもしれません。今回、私を含め、家族をテーマにする方が多かったので、やはり両親からの教え、家族内での自分の役割、などが人生・仕事に大きな影響を与えるのだな、と感じました。また、今後のアクションのヒントが得られたので、スティーブ・ジョブズが”You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.”と言ったように、過去を振り返り、点を繋げてみると、その延長線上に未来は描けるのではないか、と思いました。

沢里さん
「逆境に打ち勝つ!」「根性!」と困難をバネにしがちだった私には「深呼吸」が必要だった。それを気づかせてくれたのは、好きな映画について理由とともに発表した後で、異なる個性から共通項を探し、チーム名をみんなで考えたことだった。
「私の履歴書」は、何度も消しながら書き、全て書ききれなかった。確かに学生時代に自分の原点はあったが、その後の人生の試練の中で揺さぶられながら、少し違った形になっていたのに。しかし、新たな発見もあった。Vision Questの名の通り、まさに旅のように、自分の原「点」だけでなく、道中での小さな幸せな出来事に気付くことができた。
それぞれが発表した内容は、恐らく発表した以上に思いがつまっていたものだと思う。こんな風に、原点を見つめ直す時間、認め合う機会が、1歩踏み出す時の力になるのだと感じた。伝えること、書くことには苦手意識があるが、今後の課題として努力していきたい。

講師コメント

今回の講義を通じて、米倉先生はどのように感じたのでしょうか?

自分をつき動かす本当の力は、実は自分の中に存在する。
「私の履歴書」を書く作業は、そんな自己探求の旅なのです。
12/15撮影

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